2012年の読書メーター②
■レディ・マドンナ 東京バンドワゴン
「東京バンドワゴン」シリーズ第7弾「レディ・マドンナ」読了。下町で古本屋を営む大家族の物語。巻末には「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」とある。まさに「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」を彷彿させる。事件あり、笑いあり、涙ありの心暖まる物語。サチの優しい語り口や家族の会話と成長する様にいつもながら読後は懐かしく優しい気持ちになれる。今回も大満足。合言葉はLOVE だねぇ。文庫本も随分出ているので絶対おすすめ。毎年春に一冊ずつ発刊されるペース。ああ来年も待ち遠しい大好きなシリーズ
読了日:6月7日 著者:小路 幸也
■真夏の方程式
ガリレオシリーズ。今回はある少年が夏休みに一人で行くことになった親戚の旅館、少し寂れた田舎の海での真夏の出来事。防波堤で見つかった死体に隠された真実。海に眠る貴重な資源を開発する側に調査を依頼されそこに偶然居合わせた湯川博士。さすがの東野さん、読み出したら止まらない。福山雅治が美しい海を舞台に演じる映像が浮かび上がってくる。今回は物理的なトリックの解明というより、人情的な展開がメインとなっている。どちらかと言うと「新参者」的なガリレオ。幾つか突っ込みたくなることはあるが湯川の少年への言葉で上手くまとめてる
読了日:5月28日 著者:東野 圭吾
■チヨ子 (光文社文庫)
読了日:5月9日 著者:宮部 みゆき
■ナミヤ雑貨店の奇蹟
かなり面白いです。ミステリーではなく、時を越えた手紙での悩み相談、ジャンルとしてはSF 人情ものとでも言いましょうか。月のうさぎ、魚屋ミュージシャン、百点小僧、グリーンリバー、ガメラの友達、ライトで八番、ポール・レノン、迷える子犬、こんなペンネームでナミヤ雑貨店に悩みを相談する人達。正面から受け止めてズバズバ指摘していく回答者。現代と昭和の対比も面白いし、ビートルズがクローズアップされたり、キーになる年が1979年というのも我が青春と重なって嬉しかった。でも「再生」という曲名はちょっとセンスがないね~。
読了日:4月25日 著者:東野 圭吾
■我が家の問題
久しぶりの奥田作品。さまざまな家族のさまざまな問題。どこの家庭も問題は持っているが、家庭によってその内容は本当にさまざま。仕事ができないらしい夫を妻が心配して美味しいお弁当を作るようになったり、UFO と交信しているという夫を隠れて様子を伺ったり、何が起きているかリサーチしたり、両親が離婚しそうと察知して対策を考える姉弟だったり・・。解決は見えないが、我が家の問題を自分たちなりに解きほぐしていこうとする姿が微笑ましい。今回の奥田さんは途中からぶっとんだりしない。読んでいて心が温かくなる作品だ。
読了日:4月20日 著者:奥田 英朗
■誰かが足りない
じんわりと温かい気持ちになれる、とても読後感のいい短編集だ。美味しいと評判のレストラン「ハライ」で待ち合わせているとき、ふと誰かが足りないと感じた・・ 。物語は一見、何のつながりもない6つの短編から構成されるが、唯一、レストラン「ハライ」を同じ日時で予約することが共通。こんなはずじゃなかった、暗い現状から抜け出せないでいたが、気持ちに区切りをつけて一歩踏み出そうと心に決め、心を許せる人と「ハライ」に行く約束をしたりする。私的には引きこもりになった兄と暮らす高校生の妹とその友達の話しが印象的だった。
読了日:4月13日 著者:宮下 奈都
■夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))
シリーズ第7弾最新刊「夏天の虹」。前巻で澪が自分の心星を心に決め、ついに思いを告げる。小松原様の男らしい優しさがとにかく格好良いのだか、澪の辛さが身に染みる。そして新たなる試練が澪を襲うが、周りの皆が温かく支えてくれる。最後は涙無くしては読めない。次の展開はどうなるのか。第1弾を読み始めて2週間、この面白さにここまで一気に来てしまった。巻末のりうさんの瓦版によると、次はなんと一年も待たなければならないそうだ。なんとも待ち遠しい。でも5月には料理本が出るそうだ。お澪坊、こいつはいけねぇよぉ~(^-^)v
読了日:4月9日 著者:高田 郁
■心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
シリーズ第6弾「心星ひとつ」。今回読者は澪の苦悩を共に抱えハラハラしながら読み進めることになる。翁屋や登龍楼から舞い込んだ話しは料理人澪にとっては何れも良い話しだが、ご寮さんや野江のことを考えると三方よしとは行かない。一柳の主人からも料理人として厳しい一言を言われる。そしてずっと叶わぬ想いと覚悟していた小松原様とのことがやはり早帆の働きで思いも寄らない急展開へ。さまざまな選択を迫られ、澪を取り巻く人々の優しさが身に染みる。シリーズの盛り上がりも最高潮に達してきた。
読了日:4月6日 著者:高田 郁
■小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
シリーズ第5弾「小夜しぐれ」。今回はつる家の主人種一の娘おつるの哀しい過去の話しに胸が痛む。菜の花づくしの花見料理とあさひ太夫の登場シーンは鮮やか。ご寮さんこと芳の消息不明の息子佐平を見かける場面もありハラハラ。伊勢屋の弁天さま美緒の叶わぬ恋はとても切ない。そしてなんと小松原様目線の短編がなんとも微笑ましい。妹が味方になってくれそうな予感。
読了日:4月4日 著者:高田 郁
■今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
シリーズ第4弾。今回も読みごたえ充分。物語に深みが出てきました。小松原様の素性が明らかになり、お母様がつる家に。身分が違い叶わぬ恋なれども、郷土の料理を一生懸命作る澪。清右衛門が幼なじみのあさひ太夫を題材に戯曲を書こうとしてひと波乱。おりょうさん夫妻と太一にも大きな危機が訪れる。そして今年も料理番付発表の時期となり、ついに登龍楼と料理対決をすることに。美味しそうな料理はもちろん、強くなってきた澪が小松原様とこの先どうなって行くのか楽しみです。
読了日:3月31日 著者:高田 郁
■想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
シリーズ第3弾は「想い雲」。数年前から行方知れずの息子の安否を案ずる御寮さんこと芳、奉公先で突然行方不明になった弟を心配する下足番のふきと周りで支えるつる家の人々、会うことが叶わない世界にいて怪我を追った幼なじみを案じ、何とか一目でも会いたいと願う主人公の澪、そして謎が多く、なかなか姿をみせてくれない小松原を待ち焦がれている澪。それぞれの想う気持ちが切なく描かれ、それをさりげなくしっかりと支え合っている「つる家」のチームワークが何とも温かい。登場キャラたちには頑張れよとついつい応援したくなる。本当にどんど
読了日:3月28日 著者:高田 郁
■花散らしの雨 みをつくし料理帖
いやあ、ますます面白くなってきた。元飯田町は俎橋に新たに店を構えた「つる家」で繰り広げられるシリーズ第2弾。澪を取り巻く敵味方、幼なじみ、新キャラ、それぞれのエピソードが物語に花を添える。「涙は来ん、来ん」にはジーンときた。相変わらず料理は美味しそう。さあ、次は「想い雲」。
読了日:3月26日 著者:高田 郁
■八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
今回初めて読んだ「みをつくし料理帖」シリーズ。これは面白いですね~(^-^)v。幼い頃、大坂の災害で天涯孤独となった主人公の澪が様々な苦難乗り越えて江戸で料理の花を咲かせて行く。澪の前向きな姿勢と挫けそうな心を支えてくれる周りの人々の気持ちが嬉しいし、澪がそれに応えて美味しい料理を作り上げ、江戸庶民に受け入れられていく様がとても気持ち良い。上方と江戸の食文化の違いや庶民の気質の違いが興味深いし、何より料理が美味しそう。さあ、このシリーズはどんどん読もう♪
読了日:3月25日 著者:高田 郁
■ジェノサイド
面白かった~。分厚くて重いのが玉にキズですが、この作品が人気が高いのは頷けますね。世界規模での壮大なドラマでありながら、構成される一つひとつのドラマは繊細でリアリティ溢れている。SFゆえにもちろん、無理があるところもあるが、そんなことを気にする暇もなく引き込まれていく。そして時間との闘いがさらに拍車をかける。エンディングも爽やか。さて、この先、この世界は、人類はどうなっていくのだろうか^^
読了日:3月12日 著者:高野 和明
■幾千の夜、昨日の月
読了日:2月23日 著者:角田 光代
■下町ロケット
ロケットエンジン開発を巡る熱き男たちの痛快な物語。銀行出身の作者らしく資金調達の難しさや特許法廷闘争に纏わるくだりがドラマチックに盛り込まれる。エンジニアの熱き心が様々な困難を迎えるたびに、負けるな!と応援してしまう。読んでいて達成感を感じ、最後は感動的でした。
読了日:2月21日 著者:池井戸 潤
■曾根崎心中
読了日:2月6日 著者:角田 光代,近松 門左衛門
■この女
森絵都さんの作品は久しぶりに読んだが、面白くてぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。ひょんな事からある女のを主人公にした小説を書くことになる礼司。依頼主の妻、自由奔放でホラ話しばかりする結子が「この女」。なかなかあり得ない設定で進む中に社会的な問題が盛り込まれ、「この女」の家族や生い立ちをなぞりながら自分を 探していくように思える。プロローグやラストも物語の魅力に花を添えている。
読了日:1月19日 著者:森 絵都
■舟を編む
とてつもなく素晴らしい物語だ。新たな辞書を編纂していく人達の熱い情熱が作品中にほとぱしる。そして言葉の持つ素晴らしさを改めて感じさせられる。辞書の紙質にしても、こだわりの色や薄さ、そして、適度のぬめり感というのは確かにあるあると思う。長い年月、多くの人達の情熱が詰まった辞書はとても魅力的に見えてくる。この本の装丁が作中の辞書「大渡海」の完成品を思わせるも楽しい。三浦しをんさんは、仕事に情熱をかける人達を描くのが上手い。おすすめの作品だ。
読了日:1月13日 著者:三浦 しをん
■和菓子のアン
デパ地下の和菓子屋さんを舞台にしたとても心温まる作品でした。正月読み始めにはちょうど良い本です。日本の風土に良くあった和菓子の奥深さ、言わずもがなの歴史、そしておもてなし、思いやりの心。季節ごとの美味しそうな上生菓子が食べたくなりました^^。
読了日:1月7日 著者:坂木 司
「東京バンドワゴン」シリーズ第7弾「レディ・マドンナ」読了。下町で古本屋を営む大家族の物語。巻末には「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」とある。まさに「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」を彷彿させる。事件あり、笑いあり、涙ありの心暖まる物語。サチの優しい語り口や家族の会話と成長する様にいつもながら読後は懐かしく優しい気持ちになれる。今回も大満足。合言葉はLOVE だねぇ。文庫本も随分出ているので絶対おすすめ。毎年春に一冊ずつ発刊されるペース。ああ来年も待ち遠しい大好きなシリーズ
読了日:6月7日 著者:小路 幸也
■真夏の方程式
ガリレオシリーズ。今回はある少年が夏休みに一人で行くことになった親戚の旅館、少し寂れた田舎の海での真夏の出来事。防波堤で見つかった死体に隠された真実。海に眠る貴重な資源を開発する側に調査を依頼されそこに偶然居合わせた湯川博士。さすがの東野さん、読み出したら止まらない。福山雅治が美しい海を舞台に演じる映像が浮かび上がってくる。今回は物理的なトリックの解明というより、人情的な展開がメインとなっている。どちらかと言うと「新参者」的なガリレオ。幾つか突っ込みたくなることはあるが湯川の少年への言葉で上手くまとめてる
読了日:5月28日 著者:東野 圭吾
■チヨ子 (光文社文庫)
読了日:5月9日 著者:宮部 みゆき
■ナミヤ雑貨店の奇蹟
かなり面白いです。ミステリーではなく、時を越えた手紙での悩み相談、ジャンルとしてはSF 人情ものとでも言いましょうか。月のうさぎ、魚屋ミュージシャン、百点小僧、グリーンリバー、ガメラの友達、ライトで八番、ポール・レノン、迷える子犬、こんなペンネームでナミヤ雑貨店に悩みを相談する人達。正面から受け止めてズバズバ指摘していく回答者。現代と昭和の対比も面白いし、ビートルズがクローズアップされたり、キーになる年が1979年というのも我が青春と重なって嬉しかった。でも「再生」という曲名はちょっとセンスがないね~。
読了日:4月25日 著者:東野 圭吾
■我が家の問題
久しぶりの奥田作品。さまざまな家族のさまざまな問題。どこの家庭も問題は持っているが、家庭によってその内容は本当にさまざま。仕事ができないらしい夫を妻が心配して美味しいお弁当を作るようになったり、UFO と交信しているという夫を隠れて様子を伺ったり、何が起きているかリサーチしたり、両親が離婚しそうと察知して対策を考える姉弟だったり・・。解決は見えないが、我が家の問題を自分たちなりに解きほぐしていこうとする姿が微笑ましい。今回の奥田さんは途中からぶっとんだりしない。読んでいて心が温かくなる作品だ。
読了日:4月20日 著者:奥田 英朗
■誰かが足りない
じんわりと温かい気持ちになれる、とても読後感のいい短編集だ。美味しいと評判のレストラン「ハライ」で待ち合わせているとき、ふと誰かが足りないと感じた・・ 。物語は一見、何のつながりもない6つの短編から構成されるが、唯一、レストラン「ハライ」を同じ日時で予約することが共通。こんなはずじゃなかった、暗い現状から抜け出せないでいたが、気持ちに区切りをつけて一歩踏み出そうと心に決め、心を許せる人と「ハライ」に行く約束をしたりする。私的には引きこもりになった兄と暮らす高校生の妹とその友達の話しが印象的だった。
読了日:4月13日 著者:宮下 奈都
■夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))
シリーズ第7弾最新刊「夏天の虹」。前巻で澪が自分の心星を心に決め、ついに思いを告げる。小松原様の男らしい優しさがとにかく格好良いのだか、澪の辛さが身に染みる。そして新たなる試練が澪を襲うが、周りの皆が温かく支えてくれる。最後は涙無くしては読めない。次の展開はどうなるのか。第1弾を読み始めて2週間、この面白さにここまで一気に来てしまった。巻末のりうさんの瓦版によると、次はなんと一年も待たなければならないそうだ。なんとも待ち遠しい。でも5月には料理本が出るそうだ。お澪坊、こいつはいけねぇよぉ~(^-^)v
読了日:4月9日 著者:高田 郁
■心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
シリーズ第6弾「心星ひとつ」。今回読者は澪の苦悩を共に抱えハラハラしながら読み進めることになる。翁屋や登龍楼から舞い込んだ話しは料理人澪にとっては何れも良い話しだが、ご寮さんや野江のことを考えると三方よしとは行かない。一柳の主人からも料理人として厳しい一言を言われる。そしてずっと叶わぬ想いと覚悟していた小松原様とのことがやはり早帆の働きで思いも寄らない急展開へ。さまざまな選択を迫られ、澪を取り巻く人々の優しさが身に染みる。シリーズの盛り上がりも最高潮に達してきた。
読了日:4月6日 著者:高田 郁
■小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
シリーズ第5弾「小夜しぐれ」。今回はつる家の主人種一の娘おつるの哀しい過去の話しに胸が痛む。菜の花づくしの花見料理とあさひ太夫の登場シーンは鮮やか。ご寮さんこと芳の消息不明の息子佐平を見かける場面もありハラハラ。伊勢屋の弁天さま美緒の叶わぬ恋はとても切ない。そしてなんと小松原様目線の短編がなんとも微笑ましい。妹が味方になってくれそうな予感。
読了日:4月4日 著者:高田 郁
■今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
シリーズ第4弾。今回も読みごたえ充分。物語に深みが出てきました。小松原様の素性が明らかになり、お母様がつる家に。身分が違い叶わぬ恋なれども、郷土の料理を一生懸命作る澪。清右衛門が幼なじみのあさひ太夫を題材に戯曲を書こうとしてひと波乱。おりょうさん夫妻と太一にも大きな危機が訪れる。そして今年も料理番付発表の時期となり、ついに登龍楼と料理対決をすることに。美味しそうな料理はもちろん、強くなってきた澪が小松原様とこの先どうなって行くのか楽しみです。
読了日:3月31日 著者:高田 郁
■想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
シリーズ第3弾は「想い雲」。数年前から行方知れずの息子の安否を案ずる御寮さんこと芳、奉公先で突然行方不明になった弟を心配する下足番のふきと周りで支えるつる家の人々、会うことが叶わない世界にいて怪我を追った幼なじみを案じ、何とか一目でも会いたいと願う主人公の澪、そして謎が多く、なかなか姿をみせてくれない小松原を待ち焦がれている澪。それぞれの想う気持ちが切なく描かれ、それをさりげなくしっかりと支え合っている「つる家」のチームワークが何とも温かい。登場キャラたちには頑張れよとついつい応援したくなる。本当にどんど
読了日:3月28日 著者:高田 郁
■花散らしの雨 みをつくし料理帖
いやあ、ますます面白くなってきた。元飯田町は俎橋に新たに店を構えた「つる家」で繰り広げられるシリーズ第2弾。澪を取り巻く敵味方、幼なじみ、新キャラ、それぞれのエピソードが物語に花を添える。「涙は来ん、来ん」にはジーンときた。相変わらず料理は美味しそう。さあ、次は「想い雲」。
読了日:3月26日 著者:高田 郁
■八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
今回初めて読んだ「みをつくし料理帖」シリーズ。これは面白いですね~(^-^)v。幼い頃、大坂の災害で天涯孤独となった主人公の澪が様々な苦難乗り越えて江戸で料理の花を咲かせて行く。澪の前向きな姿勢と挫けそうな心を支えてくれる周りの人々の気持ちが嬉しいし、澪がそれに応えて美味しい料理を作り上げ、江戸庶民に受け入れられていく様がとても気持ち良い。上方と江戸の食文化の違いや庶民の気質の違いが興味深いし、何より料理が美味しそう。さあ、このシリーズはどんどん読もう♪
読了日:3月25日 著者:高田 郁
■ジェノサイド
面白かった~。分厚くて重いのが玉にキズですが、この作品が人気が高いのは頷けますね。世界規模での壮大なドラマでありながら、構成される一つひとつのドラマは繊細でリアリティ溢れている。SFゆえにもちろん、無理があるところもあるが、そんなことを気にする暇もなく引き込まれていく。そして時間との闘いがさらに拍車をかける。エンディングも爽やか。さて、この先、この世界は、人類はどうなっていくのだろうか^^
読了日:3月12日 著者:高野 和明
■幾千の夜、昨日の月
読了日:2月23日 著者:角田 光代
■下町ロケット
ロケットエンジン開発を巡る熱き男たちの痛快な物語。銀行出身の作者らしく資金調達の難しさや特許法廷闘争に纏わるくだりがドラマチックに盛り込まれる。エンジニアの熱き心が様々な困難を迎えるたびに、負けるな!と応援してしまう。読んでいて達成感を感じ、最後は感動的でした。
読了日:2月21日 著者:池井戸 潤
■曾根崎心中
読了日:2月6日 著者:角田 光代,近松 門左衛門
■この女
森絵都さんの作品は久しぶりに読んだが、面白くてぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。ひょんな事からある女のを主人公にした小説を書くことになる礼司。依頼主の妻、自由奔放でホラ話しばかりする結子が「この女」。なかなかあり得ない設定で進む中に社会的な問題が盛り込まれ、「この女」の家族や生い立ちをなぞりながら自分を 探していくように思える。プロローグやラストも物語の魅力に花を添えている。
読了日:1月19日 著者:森 絵都
■舟を編む
とてつもなく素晴らしい物語だ。新たな辞書を編纂していく人達の熱い情熱が作品中にほとぱしる。そして言葉の持つ素晴らしさを改めて感じさせられる。辞書の紙質にしても、こだわりの色や薄さ、そして、適度のぬめり感というのは確かにあるあると思う。長い年月、多くの人達の情熱が詰まった辞書はとても魅力的に見えてくる。この本の装丁が作中の辞書「大渡海」の完成品を思わせるも楽しい。三浦しをんさんは、仕事に情熱をかける人達を描くのが上手い。おすすめの作品だ。
読了日:1月13日 著者:三浦 しをん
■和菓子のアン
デパ地下の和菓子屋さんを舞台にしたとても心温まる作品でした。正月読み始めにはちょうど良い本です。日本の風土に良くあった和菓子の奥深さ、言わずもがなの歴史、そしておもてなし、思いやりの心。季節ごとの美味しそうな上生菓子が食べたくなりました^^。
読了日:1月7日 著者:坂木 司