題名に子育てと書いてしまいましたが、すいません、子供はいないし、
未婚です、ちょっと語呂が良かったので見栄をはった板垣です。
ただ、家庭教師歴が長かったのと、付き合った女性の子供と長くいたので
それなりの感想はあるので、ご了承を( ̄ー ̄;
さて、学習の進捗としては、
「アフィリエイト」コースの勉強もある程度進んで、こっそりそれ用の記事を書き始めました。
そして、早くも問題に突き当たりましたヽ(;´Д`)ノ
それは、相手のためになる事と、相手の満足度のどちらを優先するかという問題です。
実は、究極のところ、私はこの問題のために今までの事業が嫌になり、全部捨ててニートになりました。
私の前職は、色々やってきたのですが、一言で言えば、問題解決です。
受験生の家庭教師、選挙の参謀、経営の顧問として、結局やってきたことは全て問題解決です。
しかし、問題の解決方法というのは、ひとつではありません。
・学校でいじめられている子に、どんな言葉をかけるか、何を教えるか
・選挙で当選したい立候補者に、どんな生活をした方がいいと言うか
・経営者に従業員の待遇をどうすべきと言うか
これらに対して、私なりの一応答えがあったとしても、
それに対して相手が喜ばない可能性があります。
簡単な例を出します。
税理士という職業は、極端な言い方をすると、税金の額を確定する役目があります。
え?変な文章だな。と思う人は多いと思います。
税理士との付き合いがない人はほぼ全員そう思うんじゃありませんか?
税金は、税法で決まっているのだから、
税理士が決めるもんじゃないでしょ?というのが一般的な認識だと思います。
しかし、実際は違います。
社長が持ってきた領収書を経費として計上するかどうか税理士によって変わります。
そして、社長の性格によっても、長期的につまらない節税や脱税なんかせずに
しっかり利益をあげて、税金もしっかり払いたいという人もいれば、
税金なんて、できれば一銭も払いたくないという経営者もいます。
だから、接待交際費が一人あたり5000円までしか認められないという税法があったとしても、
社長がその友人と二人で飲みに行って5万円使ってきた時の領収書を
まるまる経費にするか(さも10人で行ったようなメモ付きで残すという小細工までして)
これはプライベートなのだからと、一切経費にしないか・・・
こういうことは、社長と税理士の二者で決まります。
税理士の理念だけの話ではありません。後に税務調査が来て、
問題があればしっかり追加で税金をとられます。
とりあえず、一年ごとの税金額をいくらで申告するかという話です。
私が付き合いのあった税理士も、理想高い税理士もいれば、
仕事なんだから、クライアントを怒らせてはいけないと、モノを申さない税理士もいました。
みんな、実務のことは分かっているので、幼稚な脱税なんて誰のためにもならないと
分かっているんです。でも、前の税理士はあれやってくれた。これやってくれた。と言われて
顧問先を減らすよりは、諦めに似た気持ちでこなしている人もいるのだと思います。
そう、商売なのだから、理想だけでは食べていけません。
同様な問題として、介護保険というものが2000年から始まりました。
それまで、自分の親の面倒を他人にみさせるなんて、恥しいという文化のあった日本ですが、
今では、当たり前のようになりましたね。
20年も経たずに、私達の常識は変わってしまいました。
最初の5年間は、高齢者のお宅で介助をしますよというホームヘルパー事業に勢いがありました。
知らない人のために、補足すると、介護保険は何をしたらいくらという料金がしっかり決まってました。
税金を使っているわけですから
お風呂の介助、食事の介助という具合に、
メニューも最低限のものが決まっていました。
けれど、実際の現場では、メニューにないサービスで顧客獲得争いです。
真面目に法律通りのしゃくし定規の考え方で訪問すると
前のヘルパーはカーテンを洗ってくれた。
模様替えもやってくれた。
と、何でもやってくれた比較をされていました。
当然、介護事業者は断わらずに、高齢者の望みをなるべく聞いて顧客獲得に専念しました。
まぁ、結果どうなったかって、ボケ防止、筋肉低下予防のためには
自分で何でもやるべきなんですから、何でもやってもらった高齢者は
楽できた分だけ、老化と衰弱が進みました。つまり、余計国の予算が必要になるということですね。
その後、さすがに国も介護度の進行が進まないようにと、介護予防という仕組みを取り入れて、
なるべく自分でやりましょという方針をとったようですが、最初の5年間は
なんだ、これ?と笑えない事態になっていました。
一番の被害者は、ラクしたいとヘルパーに何でも頼んだ高齢者ですね。
さて、今日の話の本題というか、私のいつもつまづく点はこれです。
世に言う顧客満足度って、よ~く考えると変な言葉なんですよ!
極論すると、本当に顧客のためになるかではなく、
満足度=都合がいいということになってしまっています。
しかも、それは長期的にではなく、短期も短期、はっきりいってその場の気持ち良さです。
顧客満足度っていう言葉をよく使う自動車保険で考えましょっか。
自分の不注意で事故を起こす。相手が怪我する。
さて、礼儀正しい方や精神が成熟している方ばかりではないので、
相手のお見舞いも面倒臭い、相手に謝罪や容態の確認の電話もしたくないという
クライアントがいたとしましょう。
この時、顧客満足度ってなんでしょう。
そう、事故を起こした本人ではなく、保険会社のおねえさんが代わりに謝罪して、
被害者へ心配の電話をして、それで事故を片づけると、満足度アップです。
ビジネスに関しての意見は様々ですが、昔からある定番意見に
売上は、お客様が支払ってくれた対価の合計だ。
だから、売上が大きいということは、お客さんがそれだけ満足したということだ。
だから、売上があるということは社会貢献なんだ。
という三段論法です。
最近、球団を買った某上場企業の商品は、課金ゲームでした。
そうね、顧客が満足したから、上場できたのでしょうね。
サラリーマンや学生の少ない小遣いと、少ない自由時間を、何も残らないものに浪費させて、
働かずに家にひきこもりながら、親の老後の蓄えを浪費させて、
さぞ、顧客満足度が高いのでしょう。
きっと、あの業界の社会貢献のおかげで、日本の学生の学習時間はかなり減ったでしょうね。
少し嫌みになってしまいましたが、ビジネスにはどうしてもこの問題が付きまといます。
人が欲しがるものを提供する=ニーズを満たすのがビジネスなのですから、
仕方ないことなのかもしれませんが、私の次の仕事はできるだけ
一時しのぎの快楽の提供ではなく、その人のためになるものがいいなと思っています。
綺麗ごとで終わる可能性もありますけどね(-。-;)
ちなみに、題名に子育てと恋愛を入れておいて、ビジネスだけで話が終わりそうなので
最後に少しだけ。
母子家庭の綺麗なお母さんを口説こうとして、その子供の歓心をひくために
プレゼントをたくさんあげる殿方へ、
本当にその子のためになることを考えて実行した方が、
案外お母さんの心も掴めるかもしれませんよ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
けれど、逆に恋愛では、あんまり先のことを考えて説教ばかり、正論ばかり言うと
女性に嫌われますよ( ´艸`)
あ~、人間って複雑。