みなさん、こんにちは!
今回は2019年より日本の少子高齢化により特に労働力が不足をしている産業分野に対してマンパワー不足解消を
解決するための国としての施策である特定技能の現場での実情について書いていきます!
【特定技能制度とは!!】
2019年より国の制度として施行になった特定技能制度。これまでの技能実習制度との違いは一点です。
特定技能外国人は『完全なる労働力』として働きにくる出稼ぎ労働者です。
一方で技能実習制度は『国際貢献であり、国の技術移転』が目的となっています。しかしながら、技能実習制度も
建前と現場で乖離があり実際には労働力として扱われおりそのギャップが長年指摘され問題視されていました。
以下一般的にみられる表となります。
このように、現状では、技能実習2号まで優良な形で修了をした場合、同一同分野であれば特定技能にそのままスライドができる状況となります。技能実習2号までで3年、特定技能1号で5年の合計8年間日本で働くことができます。その先に特定技能2号まで行き更新することができれば在留期限がなく永住というものが視野に入ってきます(※特定技能の一部分野では特定技能2号がございません)。
【特定技能就労者を採用する企業の目線】
2019年の制度が始まってから、当初は技能実習2号からの特定技能へと切り替える人材が大半でした。現在も多くのケースでその傾向がありますが、流れが変わってきています。
それは、特定技能として日本に来たいという海外の方が増えていることです。その方々は技能実習生の経験はなく、最初から特定技能として働きに来るという形です。
また、少しづつではありますが、日本語学校でも特定技能専門のコースを開設する動きも出てきています。実際に弊社でも留学生紹介事業で特定技能コースの学生の紹介を行っています。実際に、留学生も技術人文知識国際業務で就職できない場合のリスクヘッジとして特定技能試験を受けて合格しておくという方も多くいます。
一方で、制度が始まって7年ほどが経過をしているため、企業としても特定技能人材の採用については慎重になってきていることもあります。
●日本語力が低い
●すぐに転職をする・定着しない
●異文化の受け入れを双方でできない
●現場でのトラブルが多い
etc。。。
こうしたとこともあり、特に現状では高い日本語能力を求めるとことが増えてきています。
制度的にはJLPT N4(JFT Basic A2以上)ということでよいのですが、やはり最初の基準が甘かったせいか、
日常会話がギリギリでできるレベルでは仕事にはなりませんでした。そのため、現在ではN3~N2を求める声が
多く、その際用ハードルが上がっています。
【送り出し機関の課題】
もう一つあるのが人材を送り出す海外送り出し機関の問題です。
これは以前から続いている問題でもありますが、ブローカーもまだ事実としています。
一方で、国での外国人労働者と送り出しても良いという許可を得ないで正規ルートの裏を利用した形で
送り出しをしているケースもあります。
また、人材教育についてきちんと行っていることも多いのですが、人だけ集めてきちんと管理せずに
利益だけを追求するところも数多くあります。
こうしたことにより、送り出しにより人材の質が大きくことなります。
【登録支援機関の問題】
また、日本側で特定技能就労者と企業の諸々を支援する登録支援の問題も非常に深刻です。
現状日本全国で1万以上の支援機関がありますが、どれだけの機関がまともに業務をしているでしょうか。
弊社は登録支援機関ではなく、他社登録支援機関とパートナーシップ組んでおりますが、選ぶ際は慎重にしました。
多くのところは支援をしたこともない名ばかりのところが多く、特定技能制度についても良く理解をしていないところが
多いです。また、義務的支援と呼ばれる支援機関が行わなければならないものがありますが、それすらもまともに行わない、
または、何をすればよいのかわからないというところも多いです。
【義務的支援10項目】
こうした機関が企業を支援するとなると、企業側も制度について疎いため、最終的には特定技能人材が被害を受けることとなります。私自身も以前非常に規模の大きな登録支援機関で働いていましたが、その中身は非常に深刻なものできちんと支援ができていない状態でした。
そのため、国が掲げる理想の制度と現場では大きなギャップがありそのことを改善しない限り日本へ特定技能として
働きに来たいという人は減少をしていくでしょう。すでに、日本は2番手、3番手ということが大分昔よりは始まっており、本当に良い人材はシンガポール、マレーシア、アメリカ、オーストラリア、欧米に流れているという事実も直視しないといけないです。
これから進むべき道は、日本は何もしなくても人が来るではなく、一生懸命に現状変更をしていかないと
気が付いた時にはだれもついてこないという未来がすぐ近くに来ているという事です。








