「豊臣家の包丁人」木下昌輝 読了 | pyonpyon ブログ

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松任谷由実。


「豊臣家の包丁人」木下昌輝 文芸春秋

〜あらすじ〜

豊臣家の天下統一の陰に、知られざる包丁人(料理人)の姿があった──。
その男は京出身の大角与左衛門。味方の兵たちを食でまとめあげ、敵方の調略にも一役買っていたという。
屑として捨てられていた雉の内臓を使った汁。
決死の戦の前に、即席のかまどで焼いた下魚のかまぼこ。
秀吉と秀長の故郷の味、ドジョウの味噌鍋……
秀吉・秀長の豊臣兄弟に仕えた包丁人が作る、
人と人との心をつなぐ料理とは?
戦国時代の「食」に光を当てた、前代未聞の天下取り物語


なのだそうだ🥴



こんなに分厚いんだよ 


前半は小一郎と与左(代々続く包丁人の家へ養子として入った男)

この二人の関わりを軸に戦場や有名な場面(家康が秀吉に臣下の礼をとるかどうか)などで食を通して活躍する与左


後半はガラリと代わり、秀吉の後半生

前半の最後の方にあった、小一郎と秀吉が公の場での最後の対面となった見送りのシーンを秀吉目線で描く

天下を手中に収め、気持ちが離れて行ってしまった兄を憂う小一郎(秀長)目線で書かれた前半から、後半では同じ場面を、実は弟を失うであろう悲しみに押しつぶされそうな秀吉目線で書かれている

その後は老いて正気を失っていく秀吉と崩壊へと進む豊臣家


作者が得意の伏線回収もあちらこちらに散りばめられている読みやすい展開です


昔の木下昌輝作品が好みなので、今回の作品は登場人物全員が爽やかすぎでカッコつけすぎ

長い割に何も心に残らなかったなぁ


2027年大河ドラマ「豊臣兄弟」

今年の後半からは豊臣関係の小説が続々と出版されてますね


他に「籠城忍 有岡城救出戦」矢野隆

「軍師秀長」近衛龍春

「右近純情 真田武士心得」井原忠政

すでに読了している豊臣関連の作品

この3冊は面白かったよ😆