
「公家武者松平信平 16 暁の火花」
佐々木裕一 講談社文庫
2024年8月に読了
気に入ってシリーズで読んでいる「公家武者松平信平ことはじめ」の最新刊
最新刊ですが、講談社文庫からの最新刊らしく二見書房では2017年4月刊行
装丁はこれまでに刊行された本と同じね
私は、こちらのタイプが好きですけどね
2024年10月に「影姫」という新刊が出ているのですが、なぜか15巻
16巻「暁の火花」は…
前巻の15巻「魔眼の光」から続く内容で、強敵・神宮路翔が二万の浪人たちを江戸へと送り込む
ちなみに、前巻では神宮路翔が率いる一団は、幕府壊滅の企ての中、鉄砲大量密造や備後の布田藩を手中にし、それを隠れ蓑に動きを活発化させる
鉄山採掘をも手に入れ、探索に入った密偵も悉く帰らぬ中、信平は将軍の命で日ノ本鳴動の火薬庫へ挑む
で、「暁の火花」へ
幕府転覆を企む神宮路翔の探索のため京の所司代屋敷に逗留の信平
江戸の稲葉老中から書状が届き、筑前朝倉藩の藩主・黒田長章が参勤交代の途路、病を得て京屋敷で療養中だが、その生死を確かめよ、と
強敵・神宮路翔編の最終回となります
敵が強すぎて、信平の仲間にも死者が出てしまう
江戸の信平の屋敷が襲われたり、松姫や子供も危険に晒されるなど興奮の展開
残りのページ数も少なくなっているのに、大丈夫か?と心配になるが
取り敢えずは終結する
信平も歳を重ねて行くのだろうが、シリーズをどこで終わらせるのか?その辺りも気になる
2024年2月投稿
1巻〜9巻までをまとめた感想です
「公家武者松平信平」佐々木裕一
https://ameblo.jp/hidehidemm/entry-12840065115.html
2024年4月投稿
10巻〜15巻までをまとめた感想です
「公家武者 松平信平」シリーズ10巻〜15巻
https://ameblo.jp/hidehidemm/entry-12849232488.html
