「海の破る者」今村翔吾 読了 | pyonpyon ブログ

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「海を破る者」 今村翔吾 文芸春秋

「塞王の楯」を読んだ時もそうだったんだけど
他の方のレビューと私の感想との温度差が…😅

これもそんな感じでしたね
分厚い割にサーッと読めました

主人公は、伊予の名門、河野家の当主河野通有(六郎)
鎌倉幕府の元、一族の内紛が続き現在は没落して御家人となっている

前半は河野家の内紛(祖父、父、伯父の争い)から若くして河野家の当主となった心優しい六郎
奴隷商人から白人の女と高麗人の男を引き取り、心を通わせていく話

後半は、河野家の命運をかけた船「道達丸」で元寇に最前線で立ち向かった六郎と河野家の水軍の話

最初から最後まで爽やかに話が進みどれも綺麗に終結する美談

あまり私好みでは無かったですね😅