「東京輪舞」月村了衛 読了 | pyonpyon ブログ

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松任谷由実。


「東京輪舞」月村了衛 小学館


時代小説「十三夜の焔」で初めて知った作家さんの2冊目に選んだ作品は現代警察小説
昭和から平成にかけての大事件に関わった公安外事課の砂田を主人公に暗躍するロシア諜報機関のKGB、CIA、北朝鮮、公安(警察)内部の腐敗を描く
登場人物(公人)は、実名で登場する
史実にフィクションを上手く取り入れ、臨場感たっぷりなスリル満点の展開でラストまで飽きさせない
ラストの幻のようなシーンもいい
ロッキード事件、オウム真理教、国松長官狙撃事件、金正男偽造パスポートでの入国…と不可解な結末をむかえた事件を紐解く内容に夢中になりましたね