
「アマゾンおケイ」の肖像 小川和久
集英社
小川和久氏、聞いたことある名前だな〜と思いながら読んでいて途中で作者の顔を見て(それほどに夢中になる内容)🤪
あー!知ってる!海外紛争の時とかに軍事アナリストとしてテレビでよくお見かけしてました
この方のお母様が、こんなにパワフルな女傑だったとは
内容は、まるでNHKファミリーヒストリーを見ているようで
熊本の旧家で「お日さまが西から上がっても東(小川家の屋号)が潰れることはない」と言われるほどの資産家の実家がフサノ(主人公おケイ)が2歳の時に没落する
この本の主人公、小川フサノさん(本名)の波乱万丈の人生をワクワクしながら一気読みでした
↓Amazonの解説をお借りしました
─13歳でブラジル移民、横浜でカフェ経営、上海で外交官と恋に落ち、強運で一攫千金、女性実業家として大成功するが……「自立した女性」として激動の20世紀を生きぬいた「母」の波瀾万丈の人生を描く入魂のノンフィクション!
女手ひとつで自分を育てた「母」の数奇で破天荒な人生を丹念に追跡し活写!──熊本の没落地主の家に生まれ、13歳で叔父夫婦とブラジルへ移民、開拓農場を脱走してダンサー&タイピストとして自活。横浜でカフェを経営し、ビジネスを学びに渡った上海でアメリカ人外交官と運命の恋に落ちるが、破局。しかし宝くじで一攫千金! 女性実業家として大成功するが、戦中戦後の混乱ですべてを失い……「いついかなるときでも、凜とした女性として一度たりとも誇りを失わなかった」と著者が回想する「母」に捧げた傑作ノンフィクション!
最後に作者の取材ノートとして、どうやって情報にたどり着いか、などこれも含めて面白い本でした
ちなみに「アマゾンおケイ」と名付けたのはお母様自身だそうです🤗