7/7ボクらの時代「壇ふみ・阿川佐和子・遠藤竜之介」 | pyonpyon ブログ

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先週のボクらの時代
文豪を父にもつ子供たち
壇一雄、壇ふみ
阿川弘之、阿川佐和子
遠藤周作、遠藤竜之介
遠藤竜之介氏は6月にフジテレビ社長に就任されたお方

壇ふみと阿川佐和子は以前親交があるらしく仲が良い
テレビなどでよく二人でトーク番組や旅行番組などで共演されているのを見ていたが、遠藤竜之介氏は初めて

父親の遠藤周作は昭和世代では
コーヒーのCM違いがわかる男「狐狸庵先生」での方が分かりやすい

いつもムッとした顔つきをしている気難しい人の様に見えるが、取材したカメラマンの話を何かで読んだ事があるが、普段の様子を撮影する、という企画で撮影に行ったがカメラを向けると苦しそうな辛そうな顔をして自転車(運動用の器具だったか?)をこいだりする、と面白こぼれ話として載っていた
遠藤周作のエッセイで結核で長期入院だったか療養だったかしていた時に飼っていた九官鳥に「元気になる」と言う言葉を教え込んでそれを小さな心の支えにしているような繊細でナイーブな人だったようだ

その遺伝子を受け継ぎつつテレビ局へ就職した長男の竜之介氏は喋りも達者でなかなか面白い

教養もあり育ちも良い3人だから、話す内容も面白い

長い付き合いの俳優が暴露話を披露するのとはちょっと違うんだよね~

それぞれの父親は有名な「変人」とも言える作家

壇一雄は「火宅の人」であり
阿川弘之(この方もコーヒーのCMに出演してましたね、あんなに暴君だとは露知らず😅)は阿川佐和子さんの話でその怖さと暴君ぶりは有名

今回、竜之介氏の出演で遠藤周作の父親としての姿を初めて知った

竜之介氏の話も上手いのでより可笑しい

子供の頃、父と息子でお留守番することに
父が(小さい息子に)絵を描いてやろう、と
画用紙にクレヨン(黒)で家の絵を描き2階の窓から息子とおぼしき少年を描き「1人でお留守番をしていると…」
次に🖍️赤いクレヨンで火を描き「家事になってしまいました。お父さんもお母さんもいません」などと🖍️描きながら子供の恐怖を煽るように話し出す
案の定、竜之介氏は怖くなって泣き出すと遠藤周作はサッと部屋から居なくなってしまった

竜之介「今だったら大問題だよな~」

次はもう少し大きくなってからの話

遠藤周作が催眠術にこっていた時期があり、専ら催眠術をかけられるのは息子である竜之介
学校から帰ると待ってましたとばかりに催眠術をかけられる
「お前の体はカチカチに固くなる。棒のように固くなる」と言われ
逆らうことも出来ずにいる息子に
小さいテレビ(多分、昭和にあった家庭用の小型テレビ)を寝ている(催眠術でカチカチになっている予定)息子のお腹にダーンッと投げ落とした
息子「ウグッ」
その後、お腹に四角いアザをつけて病院に行って診てもらった
竜之介「今だったら大問題だよな~」😅

こんな面白い話や遠藤周作の晩年のホロッとする話など

あと、文豪繋がりで北杜夫からテレビ局に就職した竜之介に突然連絡が入り「本が出来たから取りに来るように」と
北杜夫(有名な躁鬱病)はこの時は「躁状態」
ドラマの本を勝手に書き、キャスティングもして(加賀まりこに出演のOKまで貰っていた)連絡を入れてきた
内容は👾火星人と🌍地球人の恋の話
┐('~`;)┌

竜之介「今は火星人の恋愛ものはちょっと…」とやんわり断り、依頼してもいないモノの撤収を竜之介自らやった、と

最後に「社長千一夜」やれば?と阿川佐和子にすすめられてた

司会を遠藤竜之介氏がやってゲストを招いてお話をする番組

竜之介「スタッフが嫌がるよ」
壇ふみ「大丈夫よ、人望ないから。あーははは」
相変わらず口が悪い(((^_^;)

そうそう、ゾンビ顔は目薬と軟膏のお陰で翌日には赤みもとれ、昨日は腫れもひき、本日は無事に元通りに
現代医学に感謝