シックス・フィート・アンダー

アメリカのドラマで、エミー賞やゴールデングローブ賞などを多数受賞している秀作ドラマ
2001年~2005年まで放送された
真面目すぎずクスッと笑ったりホロッとしたり…なヒューマンドラマ
パッケージもカッコいいね
ロサンゼルスで葬儀社を営むファミリーの話
放送されたのはもう10年以上前なのに古さを感じさせないドラマなので今みても十分に楽しめる
家族構成は葬儀社の代表の父ナサニエル・フィッシャー、専業主婦の母リース
長男ネイト、次男ディビッド、末妹クレア
season1のスタート時、ネイトは早くに家を出ていて家業は継がずにミネソタ?だったかで違う仕事についている
葬儀社は父と次男のディビッドの死体修復師のフェデリコで運営
クレアはまだ高校生
ネイトがクリスマス休暇で久し振りに帰って来るというので
父親は嬉しそうに霊柩車で空港まで迎えに行く途中で交通事故死してしまう
ここから話は始まる
父親はその後もseasonの最後まで👻なのか幻覚なのか夢なのか?な形でずっと現れます
毎回、葬儀社に運ばれてくる事になる「誰か」が死ぬシーンから始まり、フィッシャー家のそれぞれの話を挟みながら死体修復の様子や、葬儀社に葬儀の話に来た遺族との話、葬儀本番
遺体修復中にも亡くなった人が普通に隣に来てベラベラ喋りだしたりする
最初は自分の事とかを話すことが多かったけど回を重ねるうちに
それはディビッドだったりネイトだったり(その時そこにいる人)の心の声だったりする
あとは暗示だったり心の中のネガティブな思いが作り出す幻覚だったり
特に最後まで出る父親は、亡くなった人のいる世界と現世を繋ぐ伝道師のようにユーモラスな登場のしかたをする
口調は軽いが、言うことはなかなかキツイ
作品の解説は
人々の"死"を通して限りある"生"の現実をシニカルかつユーモラスに描き
全米で絶賛の嵐を巻き起こした描いた衝撃のヒューマンドラマ
全米で絶賛の嵐を巻き起こした描いた衝撃のヒューマンドラマ
となっています
人の死は突然訪れるってことを毎回いろんなパターンで示してくれる
season5まであり、人間関係や恋愛関係は上手くいったりいかなかったり
でも、最後はいい形(決して夢に描いた未来じゃないところがいい)になったかな
ラストのエンドロールのようなそれぞれの未来映像は好きだな
season5の10話以降は毎回ポロポロと泣いてしまったよ
意外と当たり前のようにマリファナを吸っていたりコカインが出て来たり
ディビッドはゲイでそれをカミングアウトするまでが色々大変
でも家族はクールに優しい
母親のルース、真面目な女性なんだけどどこかとぼけていて、ピュア(過ぎていて)で保守的
夫の死後、ぶっ飛んだ行動の数々
よくあるホームドラマならママは、娘の奔放な行動に理解を示したりする
しかしルースは違う
自分の人間関係も行き詰まっていてイライラしているのもあって、学校を休学してふらふらしている娘に
「働きなさいっ!」とぶちギレ
娘(アーティスト志望)も慣れないOL仕事を見つける、などこの辺はとても普通に理解できる展開
スタート直後は、ネイトが主人公かな?と思えるような話だったけど
途中からディビッドのこともクレアのこともリースのこともしっかり掘り下げて話は進んで行く
途中には「えっ!(°Д°)!」な展開がいくつもあって楽しいドラマだった
長いシリーズものを見終わると次に
見たいものが見つからなくて暫くは面白くない
現在は「シックスフィートアンダー」ロス状態
おっと、いい忘れたよ
マヤ役の子が可愛い《*≧∀≦》
途中から参加で多分2歳前位からかな
小さいときから出演者(フィッシャー家の人達)に本当の家族みたいに慣れていて仕草が愛くるしい
他の人が台詞を言ってる時に画面の隅でディビッドに自分が食べているお菓子をあげたり
クレアがキャッキャと逃げるマヤを追いかけたり