「猫は忘れない」東直己 読み終わる

今までの作品を４～５点(５点満点)だとすると…

３.５点 かな～

細かい描写を書いたりするのは相変わらずなので

ストーリー展開は、ゆっくり

「俺」が、ちょっとした付き合いのスナックの若いママ、ミーナの猫ナナの世話を旅行中みてあげる事になっている

餌やりの予行練習に３回位通ったりさせるとこなど、いやに細かい

多分、他の小説だったなら

「猫の世話、頼める？」

「ああ、いいよ」

で、次は猫の世話に行く場面になるけどね

ま、そんな感じで猫の世話しにマンションに行ったら、旅行に行ったはずのミーナが死んでた、で始まる

行きがかり上、「俺」がナナを預かる事になる

話が進むうちに、ミーナの過去が少しずつ見えて来る…可愛い顔してとんでもない女？みたい

他にもいやに個性的な登場人物がチラホラ出て来て、事件に関係あるのか？ないのか？ちょっと紛らわしいし邪魔

猫の描写がとてもリアル

作者、猫でも飼うかなんかして、コレ書いたのか？

話の終わりは、いつも追記みたいになるのに

今回は、なんか謎解きみたいな感じでねぇ

締め括りとしては、どうだろう？な感想