アップする順番が少し前後したけどこれも昔書いたブログだよ。





ゴールデンウィーク中に急に山に登ろうって事になって高尾山に行くつもりが伊豆ヶ岳に出発直前に変更。。ジーンズとかの普段着で行っちゃった時の記録。もちろん日帰り。。なんたって急なもんだから実家にあった小さなデジカメで記録したため画像がイマイチなのはしかたなし。。


12:05
西部秩父線正丸駅下車。登山には遅すぎる時間だ。
駅は撮り忘れた。。改札を出て右に不思議な角度の階段があって下りて線路の高架橋をくぐり川沿いを行く。遠足の始まりである。それにしても綺麗な川だ。


小さな滝がいくつもあって流れ落ちる音と景色が心地いい。


12:25
安産地蔵尊から登山道に入る。だんだん険しくなってきた。


いい天気なので森が綺麗だな。


結構強烈な登山道。。楽しい。が普段着と普通の靴なので慎重に登る。


垂直に切り立った高さのあるカッコいい岩。両サイドに時々現れる。


結構めちゃくちゃな所も。。どう行こうか悩むのも楽しみの一つだ。


高尾山なら楽勝だったけどココは本気の靴と服装が必要な山だった。。使えそうな木を金剛杖にして登っていく。


13:00
少しずつ高度を上げて行く。途中で今来た道を振り返ったところ。緑が癒される。が息が上がって写真が微妙。。


視界が一瞬開けた。写真では平坦に見えるが結構傾斜がきつい。


ひえー、厳しいぞこりゃ。。安産地蔵尊から次の分岐点で、ふたご岩、かめ岩に行かない左へ行くとこのありさまである。かめ岩は下山に見ようって決めたのだった。




13:25
伊豆ヶ岳のメインイベントの男坂。ほぼ直角に切り立つクサリ場である。西武線駅にある無料のハイキングマップの情報では、落石防止のため通行止めとなっていたが、現地は自己責任で登ってくださいとなっていた。事前情報でクサリは無しだなって思って少しガッカリしていたので、女坂という巻き道もあるが、ここは当然自己責任で男坂に取り付く。これも写真では全く伝わらないが、かなりの高さで何本もクサリが伸びている。これを振り子トラバース、とまではおおげさだが違うクサリにつかみ代えて登攀する。もちろん滑落したらアウチである。クサリはしっかりしていて頼りになる手がかりになるが、足場に注意をしないとかなり危険。。


男坂途中からの景色。下は見ないほうがいい。。クサリ場を終えても鋭いやせ尾根のような岩を青空へ向かって超えて行く。すると、とんでもない景色が飛び込んできた。。岩場のてっぺんにザックを下してスルメイカとバカウケ煎餅で一杯やっている仙人みたいな爺さんがいた。。山の神かと思った。。


もうすぐ伊豆ヶ岳山頂だ。女坂も荒れているらしいな。。帰りは使う道だけど今は考えないでおこう。。


13:50伊豆ヶ岳851m
ゴール!標高は決して高くはないけど楽しい山だった。日だまりの中おにぎりを食べてしばし休憩。。天気が良すぎて暑い。。かつては山頂付近に茶屋があったらしい。


14:30下山途中
女坂を終えてからは歩きやすくて景色もいい。


こうゆう景色は大好きだ。緑色が大好きなのだ。


遠くの山々。簡単な無料ハイキングマップでコンパスも持って来ていないため山名が分からない。。実はこの地点で帰りに見るはずだった、かめ岩への分岐を通りすぎていた。小高山720mと正丸峠への道標で気付いた。気付くのが遅かった。。予定変更で正丸峠の茶屋で休憩して行くことにした。


15:45
軽く休憩してすぐに出発。急な階段を下り少し歩いて振り返ったところ。悲惨な状態の沢道だ。。靴がやばい。しばらくこんな調子だ。


沢と登山道が分かれて歩きやすくなった。なんか不思議な景色。ガケ崩れ防止の砂防ダムみたいなものが。かなりのスケール。鉄パイプのしっかりした橋もあった。


たまに写真を撮ってもらうとコレである。。ひどい写真。。改めて見てこんなふざけた格好で山は行くもんじゃないな。男坂のクサリ場なんてもってのほかである。真似をしないように。。


16:05お申講(おさるこう)
ほこら。。夕日の木漏れ日がいい感じ。


この山は大きな岩が多くて見ていて飽きない。


道がアスファルトになり細い車道へ変わった。沢沿いの途中の民家のちょっとした水路。自然を取り込んでいるのがすばらしい。


16:30
日が傾いてきた。安産地蔵尊を過ぎて行きと同じ道を下る。夕日と川が綺麗だった。


もうすぐ正丸駅だ。行きは気が付かなかったけど電柱にこんな文字が。。


西部秩父線である。この後は電車だ。今回はゆるゆるの高尾山からガレガレの伊豆ヶ岳へ変更ではっきり言って服と靴と装備が貧弱であった。が楽しい山登りができて無事に怪我もなく帰ったのでよしとしよう。補足として子供や体力の少ないオヤジは危険なため女坂を登りました。