今や各企業の広告はTV広告からネット広告に移りつつある。
これはTV会社の業績不振からもわかる。
しかし、必ずしもネット広告は万能ではない。
確かにネットの力はすごい。
ネットから火のついた商品や小説など多数ある。
しかし、その多くは20代や30代向けのものが多い。
これからの購買層である10代前半や中年、高齢層には
その情報は届きにくい。
その中で日本コカ・コーラはネットではなく、
ある広告の影響力の大きさに気づいた。
同社はテレビ、雑誌、ネット(オンライン)、屋外、交通機関の
各広告費と愛飲者の費用対効果を調べたところ、
最も効果が高かったのは交通機関であったという。
筆者からするとこの説明には納得できる。
今やケータイ電話でメールやネットを閲覧することもできるが、
ラッシュ時の狭い中ではなかなかできない。
しかも長時間の操作は目の疲れにくるものだ。
そんな退屈な車内での時間潰しには吊革広告や車内広告には
ついつい目がいくものだ。
しかも時間があるので自然にその内容を読んでしまう。
確かに不要な情報も多いがときには印象に残るものだ。
それに比べて、TV広告は時間帯や見る時間が少なかったり、
ついついCM中はチャンネルを変えてしまう。
ネットは自分の欲しい情報を求める場であるため、
あまり広告には目がいかない。雑誌も同様だ。
目からうろこが落ちた話であった。