NHKで明らかになったインサイダー事件、
実際には3人どころではないようだ。
内部調査で勤務時間中に株取引をしたのは
81名であった。しかし、この数字を問題となる
事実がある。
第三者委員会の調査に協力しなかった職員が
かなりの数に上っていることだ。
本人或いは家族名義での株式保有を認めた
職員の約3分の1に当たる943人が
取引履歴の調査への協力を拒否し、
さらに150人は株保有の有無に関する
回答を拒否したという。
つまり、自分が得たインサイダー情報をもって、
家族に取引させることで利益を得る。
そうすれば自分が直接、手を下さずに闇に
利益を得ることができる。
今回、調査拒否した彼らの言い分は
「プライバシー侵害だから」である。
実際にはグレーな取引がある。
ある職員は昨年、「築地魚市場」株を
計2万9000株も信用売りしていた。
取引の少し前に「築地の業者がふぐの無許可販売」
という報道がNHK社内の情報端末に
出稿されていたことが明らかになっている。
また、別の職員は、伊藤ハムのグループ会社を
巡る不祥事がNHKで放送される直前に
「伊藤ハム」株を売っていたという事実もある。
さらに、東京地検が証券取引法違反の疑いで
ライブドアの家宅捜索に乗り出した06年1月16日に、
報道局社会部の記者が、フジテレビ株を
売却していた事実も明らかにされた。
もはや、ここまできて、
プライバシーもあるまい。
NHK職員の非常識にはあきれるばかりだ。