昨日は友人宅で食事をしました。
その際、教育とコスパについての話になりました。
どこかで「中学受験はコスパが合わない」という記事を読んだからです。
子供の教育にかける費用はわかりますが、結果のパフォーマンスって何でしょう? すごく違和感があります。
同じ大学に入るという点の話なら、全て公立だとコストは安いです。しかしながら、それまでの中高一貫での経験、友人はそこでしか得られないものです。大学合格の結果は、それまでの過程を反映してません。それに、未来永劫の評価でもありません。
コスパの話がしっくりくるのは、同じ物を同一サービスで他より安く買えた場合だけで、子供に対して当てはまらないと思います。
塾選び、受験校選び、同じ物を選択できないし、サービスも同じではありません。パフォーマンスは測れません。ましてや、そこから6年間の経験も同じではないので測れません。大学からの人生は更に測れません。
コスパは、パフォーマンス÷コストですが、パフォーマンスが測れない以上、コスパは測れません。
だから、中学受験はコスパが悪いという定義自体もやっとしてるので、いいも悪いもないというのが結論でした。
目標に向かって努力することはプライスレス。そこにかける費用は、親の教育に対する考え。
来週から息子は、ボーディングスクールで1か月過ごします。プライスレスな経験を積んで帰ってきてもらいたいです。