今からでもやれる最後の理科と社会 | 高校から大学受験までの備忘録

高校から大学受験までの備忘録

2020年中高一貫校入学しました。

あっという間にあと200日。どうなることやら

栄東の試験も始まり、怒涛の1ヶ月がやってきました。


ここまで、お子様の伴走、本当にお疲れ様でした。




今日は、直前期でもやれる親の伴走として、個人的な経験談をお話致します。




総仕上げとしての最終点検はお済みですか?今日は、1週間でやれる最終点検のお話を致します。つまり、穴を把握し埋める作業です。



これは集団塾ではできません。集団塾は、「穴がない」トップクラスの最難関校を受ける生徒のためだけに、難易度の高い問題への対応に余念がないはずです。




さて、皆さんは、お子様の学習状況をどこまで把握されてますか?何が得意で、何が不得意ですか?



これは、国語が得意だが、算数は苦手…という話をしているのではありません。



算数の「場合の数」と「植木算」が苦手…とか、国語の「物語文の心情」が苦手…とか、具体的なポイントを理解しているかどうかということです。



私は、塾の送迎と弁当を作るだけのダメ親父でしたので、子供の学習の穴を理解できず、力になれませんでした。しかしながら、個別指導の先生から、理科と社会であれば、1週間で穴を見つけ、最低限の補強をする方法を教えてもらい、最悪のケースは回避できました。



その方法をシェアしたいと思います。これは、特に、偏差値帯が45〜55くらいのボリュームゾーンのお子様には有効ではないかと思います。



それは……



「問題集に解答欄の答えを書き込むこと」です。



まっさらな問題集…できれば、普段使用している問題集の新しいものを2冊購入し、1冊は解答欄の答えを見ながら書き込み、終わったら、2冊目に「解答欄を見ずに」書き込みます。



本気でやれば、1週間でやれます。



丸付けは親が行い、1冊目の「写し間違い」をチェックします。これは、写し間違いではなく、「間違ったインプット」の可能性が高いです。解答欄を見ているのに「既に覚えている間違った自分の知識」が間違いを生みます。アウトプットの問題ではなく、「間違ったインプット」が問題で、これは集団塾ではわかりません。



これを見つけて正す作業は親にしかできません。



間違ったインプットは、ケアレスミスと同じですが、「修正可能」です。



私は四谷大塚の予習シリーズの5年生の理科と6年生の社会でやりましたが、「間違ったインプット」をかなり見つけることができました。特に漢字の間違い。



ウチは、理科が苦手でした。特に天体と地層が苦手で、写すだけで理解の整理ができました。



穴が分かれば、対策は打てますから、もし、何もしていない場合は、オススメです。しかしながら、あくまで個人の感想ですので、やるかどうかはご自身でご判断ください。