読むかどうか悩みましたが、覚悟を決めて一気に読みました。
当時の思い出したくない記憶が蘇り、胸が締め付けられました。
中学受験はゴールではなく、大学までの6年間をどう過ごすかの入口を選ぶのが目的なのですが、受験している当時は考えられませんでした。
1月10日から約1ヶ月……毎日が喜怒哀楽の最大値の連続で、他人事とは思えませんでした。
中学の最終学年で、完全に自走している息子に影響を与えたのは、間違いなく塾と塾友だと思います。
これからの3年間は、中学受験と同じだけ受験と向き合うと思いますが、中学受験の経験は必ず活きると思います。
まさに今、お子様が中学受験の真っ只中にいる方には、来年1月からの精神的なリハーサルになるような本でした。親の言葉次第で子供の心は壊れてしまいます。
7割が第一志望以外に行く中学受験で、子供をどのように導くか…。それは、どこに合格しても、心から喜んであげることです。
私も、息子の学校をもっと褒めようと思いました。