今日は諸事情で、病室にお泊まり。
べつにおいらはどこも悪くないけど、いわゆる不寝番ってやつだ。



そろそろ消灯か、という時間に、病室の入り口が開いたと思ったら、にこにこしたじいさんが立っとった。
病室間違えたんかと思ったから、こんばんは、って挨拶して様子伺ってみたんやけど、じーっとこっち見てにこにこしとるし。

これは、痴呆のじいさんか?と思いつつ、足元見たら、裸足で血だらけ!
歩いたところにベッタリ血の跡が点々と付いとるし!
うげっ!と思って、廊下にすいませーん!と叫んでみても、誰も来ず。
ナースコールもベッドの奥にあるし、じいさんを押し出して、看護婦を呼びに走った。
看護婦に伝えて振り返ると、じいさんが消えた!

ん?まさか???

どこ行った?????



慌てて走り戻ると、ものの見事にうちの部屋へじいさんが入り込んどった…。

病室の床は血だらけ。
軽くスプラッタだ。


なにより看護婦がびっくりしたらしく、ぎゃー!と叫んで、とりあえずじいさんを取り押さえた。

身体のでかいじいさんが、血をべたべた床に付けながら暴れる姿は、完全にホラーだった。
老人版バイオハザード…めっちゃ怖かった。



不寝番はこれからなのに…先行き不安だよ。