★ 2月7日 日曜日
唄は世につれ、世は歌につれというが、
流行った歌は、それっきりだろうか。
今はYouTube などで、
どんな音楽でも聴くことができ、
ありがたく、特に懐かしい昔の歌など
聞いて涙する。
城卓矢の「骨まで愛して」は
当時、タイトルと言い
歌詞もストレートすぎたが、
年を取ると、また違った受け止め方もでき
メロディーも歌詞もPureに感じる。
★ 2月8日 月曜日
宇宙については
大概の人が関心を持っているのに、
物理となると、苦手に感じる人が多い。
数式が多いからか。
しかし、自然や宇宙のことを正確に知るためには
数学という言語は必要不可欠。
慣れだと思う。
特に高校物理の力学は入門編にして
物理のエッセンス。
少しの辛抱で
だれでも理解できると思うし、
物理の魅力を味わえる。
★ 2月9日 火曜日
中学までの数学が理解できれば
物理の大抵のことは読んで理解でき
面白さも味わえると思う。
例えば水平線までの距離を
知ろうと思えば
そこまでの距離をXとし
自分の目から地球の中心までの距離をR+hとし、
空と海を限る水平線の、
その点から地球の中心までの距離をRとする。
その直角三角形の三平方の定理から
Xが計算できます。
見る高さが高いほど、
水平線までの距離は長くなる。
★ 2月10日 水曜日
昨夜の7時半頃
オリオン座が真上の空に位置していた。
今朝の5時半過ぎ
南の空には、あの赤い星も加えた
さそり座の9個の星がくっきり。
北斗七星も北極星も。
歌にもある冬の星座だが、
夜ばかりでなく朝の空にも
その豊饒な姿を見ることができる。
しかし街のLED灯が明るすぎる。
★ 2月11日 木曜日
誰にでも影法師がある。
道路に、路傍の壁に
そっくりそのままの
自分の影が映る。
鏡に映る姿よりも
平等に授けられた影法師こそ
何かしら真実に近いような
ほんとの自分がそこにあるような気がする。
★ 2月12日 金曜日
古いものが壊れ
新しいものが生まれる。
物理の世界でも
壊すことによって
物質は、分子から原子
原子から電子と原子核
原子核から陽子と中性子、
さらに小さな素粒子から
成り立っていることが分かり、
途方もないエネルギーを知ることになった。
今や、加速器はさらに強力なものとなって
いずれ反重力まで手にすることができるかも。
世の中も
古いものが壊れ
新しいものが生まれつつある。
★ 2月13日 土曜日
絶対まねのできないものがある。
それは一人一人の人生。
顔も生まれもみな一人一人違っていて、
唯一無二。
それはまた、この世始まって以来、
同じ人はいないから
絶対的な唯一無二。
指紋も一人一人違うという。
一人一人の人生はなおさら。
この、かけがえのないものを
一番愛し、一番よく知っているのは
また他の誰でもない自分しかいない。
★ 2月14日 日曜日
過去から未来へ時間は無限に続き
縦横高さの空間も無限に続いている。
その無限の中の一点に
我々は位置していて
無限に続く4次元時空の中の
一点が、
限りある時間に
あちこち動き
一つの曲線を描いて消滅していく。
その描く軌跡は
神のみぞ知る。