療育の話
診断後1ヶ月ほど経った頃、保育園に役所の保育課長が来ていて「お話があるみたいなのでいい?」と園長先生に呼ばれた...。保育課長をよく見かけるんだけど、直接話すのは前の話し合いをした時以来かな。「療育に行く時間作れますか?お仕事がお忙しいのは承知しています、今は息子くんにとって大事な時期だし手続きなどで行動を起こすのに少しパワーがいると思うのですが・・・」と...ごもっともです。ただ年休を既に半分消化しているので、これからも手続き関係で早退の可能性もあるし上司に言いにくいなぁ。「どんどん出来る事が増えてきてるの、重度の子がこんなにいろんな事が出来るとは私は思えない。よく食べてよく眠れる・・・こんなに素晴らしい事はないと思うの。それにお母さんを甘える事の出来る存在だってわかっているし常に近くにいるでしょう?前は息子くんのしたい事を理解してあげられなくて泣いた事もあったの。絶対この子は伸びていく子だって私は信じてる、今はお母さんも少し辛い時期だけどここを乗り越えれば楽になれるから。でも1人で抱え込まない事、これだけは絶対約束してね」と園長先生に言われて泣きそうになりました。確かに大食いだったし睡眠は超安定していた。ちなみに生まれてからの息子の発達は首すわり→4ヶ月を少し過ぎた頃 ←既に寝返ってる寝返り→3ヶ月←首すわってない、明らかにおかしいお座り→7ヶ月ハイハイ→10ヶ月つかまり立ち→10ヶ月伝い歩き→1歳1人で立つ→1歳2ヶ月1人歩き→1歳6ヶ月ハイハイとつかまり立ちの間にずりばいもしていた。ただ、高機能やアスペルガーなどの知的な遅れを伴わない自閉症は成長と共にわかる事が多いと言われています。幼少期に診断されるのは息子のように重度の子供達が多いです。中には大人になってから診断される方もいるくらいなので「自分は大丈夫、自分の子供は大丈夫」と言う断言はしないほうがいいと思います。でもやたらと1つの物にこだわったり(人より物にこだわる)友達付き合いが下手だったりする特徴がなければ大丈夫だと思います。↑当時の自分にお前の事だよ!!と言ってやりたい、マジで!!