嘘つきに騙されない方法

小池百合子はカイロ大学を首席で卒業したと著書に書いて来た

しかし同居女性は「小池は卒業すらしていない」と断言したことを石井妙子が文芸春秋に書いたのが騒動の発端である

 

呼吸するように嘘を付く人間がいて、学歴詐称をする嘘つきはたくさんいる

もっと深刻な嘘は、東条首相が「戦争の勝敗は

やってみないとわからない」と大嘘を付いて

300万人の日本人を殺した

 

その嘘に、当時の日本人の大多数は騙された

私も、受験勉強に勝ち抜けば幸せになるという

嘘に騙されて、35倍の入試に合格し、

有名高校の教師になってから激務で大病した

 

その後、「必ずあなたの将来に善いことがある」と

騙されて、文部省に入省し激務で大病を二度した

「百万回生きた猫」のように、散々嘘に

騙され続けたが、63歳で退職してからは、

嘘に懲りて、人の言うことを聞かなくなり、病気を全くしなくなった

 

病気になるのは、人に騙されるからなので、

過労死する人は、みんな人がよくて人に騙されたのである

夏目漱石は、40歳で教師を辞め朝日新聞社の

専属作家として給与をもらいながら、新聞小説を書く日々が始まった

 

待遇は実によく、現代の貨幣価値でいえば月給は

200万円、年2回のボーナスが600万円、年収は3000万円にもなった

しかし、8年間で胃潰瘍になって49歳で早死にした

毎日、連載小説を書くなどと言うストレスが胃潰瘍を悪化させたのだ

 

これもお人好しだから騙されたのである

もし、教師を続けながら細々と売れない小説を

書いていたら

体も壊さず、早死にもしなかったはずだ

 

才能のある人は、悪い嘘つきに付け狙われ、

騙されて無理な仕事を押し付けられ、早死にする

俺も、文部省などに努めず、細々と鉛筆舐め舐め

売れない本を書いていたら病気などしなかったろう

 

結論、悪い嘘つきの甘言に騙されず、

金や名誉や地位などに目を呉れず健康第一で、

金はなくても細々と生きて行こうじゃないか