広瀬めぐみの不倫が大騒ぎになったが女性の不倫は江戸時代も盛んにあった
男性も不倫はするのだが吉原など売春施設が発達して男は金さえ出せば性欲は満たされた
夜這いも、農民にも商人にも盛んに行われていて、武士や公家は側室を数人抱えていた
しかし、女性の婚外恋愛や性欲は悲劇的な結末を迎えることが多い
以下、江戸と現代の女性の性欲について考察した
江戸の『好色五人女』は、作者は井原西鶴
1686年(貞享3年)刊行
本書の成立当時から約25年前~約2年前に発生した著名な事件を題材とした悲劇的恋愛小説集
・お夏清十郎
商家の娘と手代が密通し、男は刑死し、女は狂乱する
・樽屋おせん
おせんは麹屋と不倫をし自殺、麹屋も後日刑死
・おさん茂右衛門
女房おさんと手代茂右衛門が密通し磔に処せられる。
・八百屋お七
お七と吉三郎が密通、お七が放火し火あぶりになる
・おまん源五兵衛
おまんは源五兵衛に恋し結ばれ巨万の富を譲られる
五話のみがハッピーエンドでほかは密通の果てに刑死で終わる
密通に対する刑罰は重く、磔(はりつけ)や火あぶりが多い
現代では密通して刑死することはないが江戸時代は厳しかった
当時は不倫は間男と言ってざらに行われて発覚したら切り殺されたが金を払えば許された
現代は各種調査では過半数の男女が不倫体験があるが死刑にはならない
現代の好色五人女を上げてみよう
・神近市子;愛人の大杉栄が伊藤野枝に心を移したことから大杉を刺傷、懲役2年服役した
・阿部定;定は石田と不倫し石田を絞殺、男性器を切断して、待合から姿を消した、懲役6年
・酒井法子;人気歌手だったが覚せい剤を所持し逮捕され懲役1年6か月、夫の高相祐一が覚せい剤中毒で酒井に勧めたが、夫と離婚して覚せい剤を断った
・山尾志桜里;週刊文春が、「(衆議院議員)山尾志桜里がイケメン弁護士とお泊まり禁断愛」と配信
その後も関係が続き女性からの批判が強く、2021年、次期衆議院議員総選挙への立候補を見送った
・沢尻エリカ;2019年11月16日、警視庁が麻薬取締法違反の容疑で逮捕し、懲役一年6か月となった
沢尻は、恋多き女として知られ、9人の男との熱愛が報道された
番外
広瀬めぐみ参議院議員;愛人のカナダ人を赤いベンツに乗せ、歌舞伎町の高級ラブホに一泊しそこから国会に出勤し、議場で大あくびをし議席につっぷして寝た
考察
現代ではホストクラブがあるが、普通の主婦が利用することはあるまい
男は性欲が強いが女は弱いと言うのは嘘で、同じように性欲を持っている
江戸時代は女性の四人に一人が娼婦だったので男は金さえ出せば性欲を満たせたが女は無理だった
今も、働いている女性の過半数は不倫経験があると言うので広瀬めぐみに対する批判が広がらないのも
「みんなやってるじゃないの」という意見が多いからだろう
しかし、誰がお父さんかわからない子どもだらけになったら、家庭も家族も崩壊の一途を辿るだろう
教育どころではなくなるはずだ
了