まだNOと言えない日本女性

名古屋市立小学校の男性教諭(40代)が、2019~21年に同僚の女性教諭(20代)と学校内で性行為をしていたことなどを女性本人から学校側に告発され、自主退職していた

 

男性は既婚、女性は未婚だったが、男性教諭が女性教諭に好意を抱き、19年7月から男性教諭が他校へ異動する21年春まで、校内で日常的に胸や尻を触っていたほか、男子トイレ内での性行為、裸の写真や下着姿などのわいせつ画像の送信要求などを繰り返していた

 

女性教諭は報告書の中で「(男性教諭の要求を)拒否すれば『明日以降、もう助けてくれなくなるのでは』と仕事への不安で行為を拒めなかった」「男性教諭の異動後も報復やリベンジポルノを恐れ、ずっと心の中にしまいこんでいた」と説明

 

『「NO」と言える日本』とは、日米貿易摩擦の中、ソニーの会長である盛田昭夫と作家である石原慎太郎によって共同執筆された1989年のエッセイである

 

それから35年経ったがまだNOと言えない日本女性は多い

好きでもないのに男に押し切られて結婚してしまい後悔している女性も多いはずだ

 

内閣府は、議員への有権者や先輩議員によるハラスメント(嫌がらせ)防止に向けて、全国の地方議員の被害体験を基に作成した動画を投稿サイト「ユーチューブ」で公開した(2022年4月)

セクハラ、パワハラは若者や女性の政治参加が進まない原因の一つとされる

 

野田聖子男女共同参画担当相は記者会見で、自身も過去に「酒席で体中を触られた」という経験があると明かした

 

内閣府が2020年度に、地方議員を対象に行った調査では、42.3%が有権者や同僚議員らからハラスメントを受けたことがあると回答。

被害に遭ったのは男性が32.5%に対して女性は57.6%で、女性議員が少ない一因とも指摘されている。(柚木まり)

 

で、どうしたらいいかと言うと

1.酒席には出ない

2.触られたら「やめてください」と言い

  その人には二度と近づかない

3.急に声は出ないから自宅で練習しておく

 

残念で恥ずかしい事態である

冒頭の女性教諭の場合は、報復を恐れず、最初に触られた時に、校長室にかけつけて洗いざらい話せばよかったのだ

 

それから親は、特に女子には

1.男と二人だけになるな

車の助手席など座るな

2.嫌らしいことを言われたらへらへら笑わず怒り

二度とその男に近づくな

 

丸い豆腐も切りよで四角

物も言いようで角が立つ

智に働けば角が立つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だ。(漱石、草枕)

みんな嘘である

 

角は立っても意地通せ

嫌なら嫌と言い通せ

四角い豆腐で何悪い

がこれからの時代には必要だ

以上