イエス&ノーである
1.戦後数学が世界一だった
戦後すぐ日本が国際的な数学テストで世界一になった
それまでは国際テストに参加したことがなかったのでわからなかったのだ
1.しかし本当はそうじゃなかった
どういうことかと言うと
2000年以降、PISA(ピザ)という国際テストに参加した
今度も順位は高かったのだが非常に苦手な問いがある
「この意見のどこがおかしいだろう」というような批判したり意見を言ったりする問いが国際平均以下だった
これは読解力のテストでも同じだった
2.なぜ批判する問いができないのか
なぜ批判して意見を言う問いができないかと言うと
日本の教科書でも授業でも教科を問わず
教えなかったからだ
3.なぜ批判する問いを教えないのか
「生徒に批判することを教えたら教師や学校を批判するようになる」という意見が教師からたくさん上がって来たからである
4.なぜ欧米人は批判を教えるのか
欧米人は「批判から創造が生まれる」と考える
「この自動車はスピードが遅い」という批判があるから速く走る車が創造される
5.欧米人の会話は批判が主だ
「・・・だと思う」
「だって・・・でしょ」
「でも・・・だよ」
という批判+反論という会話を延々とやるのが欧米人だ
6.じゃなぜトヨタやソニーは世界一なのか
そういうとアメリカ人から「トヨタやソニーはなぜ世界一なのか」と反論が返って来た
私は「かれらは、夜も寝ないで仕事するからだ」と答えたが、無論徹夜で製品を作る中で「こうしたらいい」「いやこうした方がいい」という批判と反論を繰り返しているのである
ただし、それは猛烈に時間がかかる
7.批判が少ないから世界から嫌われる
汚染水を海洋放出するのも居酒屋で話せばわんわん批判が出る
しかし政府が発表したらだれも反対しない
従って日本人は、世界中から嫌われ者になる
もっと批判し合おう
ただしお互いが嫌な気持ちにならないような言い方でやろう
了
