安房直子の作品は美しくて心温まり小学校高学年から中学、高校生には
ぜひとも読ませたいです
一見、児童文学のように思えますが、人生の機微をついた非常に
奥の深い作品ですから正確に読ませなければいけません
まずバックグランド
おでん屋が主人公ですが、今の子はおでんを食べなくなっていますから
少し予備知識を与えます
それからリードアラウド
このやり方は参考文献をご覧ください
一例をあげれば
おやじさんは、おかみさんをなくし、娘をなくし、寂しい暮らしをしているのです
これが理解できないと物語はわかりません
「だれか家族や親せきが死んだことある」
「おばあちゃんが死んだ」
「どんな気持ちがした?」
のように掘り下げていきます
読み終わったらあらすじをたどります
ここでは短時間ですむ方法として
クイズ形式で質問していきます
絵本をはじめから順にページをめくり
「初めて雪が降った時どんなお客が来た?」
「何を注文した?」
「たぬきはおやじさんの何になった?」
のように具体的に
大事なポイントを押さえます
それが終わったら要約に入ります
よく一文で書かせますが
よくないのは条件を指定しないからでたらめになってしまうのです
このお話は(だれ)が(どんなことを)して(どんなことが)あって
(どう)なったお話です
のように大事なポイントを押さえて言わせます
子どもたちはこの「どうなった」というところがわかりません
おやじさんは単にお金が儲かったのではないのです
幸せになったのです
では、おやじさんがどんなことをしたから幸せになったのか聞きます
これも子どもたちにはさらに難しく
助けてやる必要があります
そして最後にライティングです
どんなことをしてどうなりたい?
ある子はパティシェになって人に喜んでもらいたいと言います
もう一人の子は
冒険家になって世界を回り色んな国の文化と触れ合いたい
この子たちの読解力は高く表面的な意味はしっかりわかっている
しかしおでんやのおやじの生き方のどこが素晴らしいかは
なかなかつかめません
次の課題としましょう