何年も開いてなかった本を手に取り、

ページをめくると、

過去の自分が

本に挟んだメモがこぼれ落ちた。


かつての忙しい日々の

記憶が鮮明に蘇り、

過去の自分から

「お疲れ様」と

手紙をもらった心地がした。


あの頃は好きな人がいて楽しかった。

過去の自分に

現在の自分は

どう映るだろうか。

自分に問いかけ、

そっと本を閉じる。


「いつか好きな人に出会えたら、

一緒に人生のページを綴っていきたい。

その最初のページを、

共にめくる日を夢見て」