安記「広東」 045-641-9150 水曜定休

  元祖「中華粥」とうたっている安記を久しぶりに訪れてみた。変わらない店というのもうれしいが,味も変わらないでほしいという願いも強い。最近は,行列を作ることも少なくなったこの店は,以前の従業員(親族経営と思う)がそのまま移項している。サービスをする女性もだいぶ老いてきているような気がする。逆に言えば,味が手できているという気もする。最近の中華街の変貌ぶりよりは,安記や向かいの海員閣の様な店が長く我々を迎え入れてくれることが望ましいと私は思う。
 さて,12種類合ったお粥は,10種類に減っていた。しかし,定番である「モツ・五目・海鮮」類は健在である。価格は,やや上がって700円~850円(だいぶ前の話だが500円程度だったような気がする。それくらい久しい来店である)になっていた。秘伝の醤油にネギが入り,レンゲと共に出される。これがやっぱりお粥屋である。このスタイルを守っているのは,ほかに謝甜記ぐらいではないだろうか(どれが正しいというのではなく,このネギ・醤油を調整しながら食べるのが私は好きである)。米の粒が残り,さらっとした味わいは変わらない。イメージが変わったのは,粥に入れられる揚げパン。今日のものはやたらに堅かった。ふやけるまではとうてい食べられる代物ではない。できればカラッとした仕上がりが望ましい。五目の具は,肉団子を主に,蜂の巣・モツ・レバー等が入っている。やはり粥は,五目か海鮮が私は好きである。
ランチ例)ランチメニューは特に設定されていない。
お粥10種(700円~850円),ご飯もの(炒飯700円~,丼もの800円~),麺(750円~)おすすめメニューとして,「豚バラ肉ご飯」「牛バラ肉ご飯」(各麺)が850円で合った。

「ランチ」 ラーメンその1 
 小腹がすいていたので、ちょっと何かを食べたかった。そういう時は麺に限る。しかし、重いもの・高いものは敬遠したい。そこで頭に浮かんだのは、ラーメン。この時間だと、安記がまだランチ営業やっている。食べてみたくなった。
 安記の麺は「葱そば」で食べたことがある。非常に淡泊・庶民的な物という印象がある。味は薄めであるが、何かしっかりとして味がつけられている。それでいておいしい。何杯でも食べられそうな麺。こんな麺も珍しい。呑んだ後の締めとしてもいけそうである(当然そんな時間に安記は空いていない)。
 いつものように年配間の女性が手際よく働いている。中華街の本来の姿「同族経営」である。動きはスピーディーとは言い難いが何となくほのぼのとした気分になるのはこの店の歴史があるからであろう。常連客が普段、おばあさんたちが座る席でのんびり食べていた。昔からのつきあいらしい。
 いよいよ「ラーメン」登場。やっぱりシンプル。もやしとチャーシューは1枚のせられていた。やや寂しいような気がするがこれが安記流?飲めば、スープは以前のイメージと変わらない。おいしい。ストレート麺は堅め。私好みである。レンゲはプラスチック。多少変化したのかもしれない。そういえば、おしぼりもない。
 久しぶりに、安記の訪問。そういえばおかゆはだいぶ前に食べたきり。まあいいか。