

上海飯店のランチサービス。いままでで「ランチ」」の文字をこの店で見るのは初めて、最近は数種のセットメニューを出していたので、それは楽しませてもらっていた。しかしながら、600円の設定で、餃子・ライスがつく。上海飯店の餃子は500円強。これだけでもお得感が感じられる。先週見たときは、サンマー麺であったが、本日見れば「もやし蕎麦」。変化もするらしい。


とにかく入店。強面のご主人にランチを申し出る。熱いお茶がグラスにそそられ出される。決して客の前まで運ばない。手を伸ばして取る。この動きは変わらない。この独特のご主人の仕草も最近は楽しみである。すぐに中華まな板(丸い大きなもの)で、もやし蕎麦の具を刻み始める。冷凍の餃子も冷蔵庫から取り出し、餃子焼の中に投入。

ご主人の手際はカウンターから見事に見える。てきぱきと下準備をしていく様は、私には、ある種のパフォーマンスにすら感じる。熱くなったフライパンに素材を投入、鍋を転がし始めた。いつ入れたか解らなかったが、麺もゆであがるらしい。それくらい動きに無駄がない。まずはもやし蕎麦ば提供された。面白いのは、紫色の玉葱入り。何か彩りにもなっている。

もう少し具が多いほうがいいのかなと言うのが印象。ご飯は添え物の小ライス。続いて丁寧に焼かれた餃子。3つしかないのは残念であるが、致し方ない。そう思えば、すぐ近くの路地(台南小路)のニイハオ・福楼、関帝廟の口福のサービスはたいした物だ。そんなことはどうでもよいが、上海飯店の餃子はやや酸味のある物。何か美味しい


蕎麦は太るのストレート麺。意外と腰が強い。スープはやや薄め、私好みである。こってりとした中華蕎麦を好む人には物足りないかもしれない。ラー油と胡椒を多少加えるとおいしさを増した。この小さな店舗(1貝はカウンター5席+椅子4席)でご主人の仕草を眺められる親近感は他ではなかなか味わえなくなってきている。大切な店である。



上海飯店で初めて見た「ランチメニュー」