どうも福満園系列の店らしい店舗「謝明酒楼」が開業した。石川町と蒲田でがんばっていた店が、今では5店舗(福満園本店「北門」・新館「開港」・別館「市場通り」・福臨閣「お踊り」・謝明酒楼「開帝廟」)を有することになる。

経営の組織はわからないが、現在は確か中華街しか店舗はないはずである。以前聞いた話だと、景徳鎮と姉妹店。料理人等の交流もあるようである。この店は福建料理をうたっていないので「四川料理」で勝負するらしい。

 

以前あった店舗は、「紅花」。中華街からは撤退し、関内・本町通の店舗で勝負するようである(同系列らしい店舗がある)。700円(1品)・1000円(2品)のその日の腹具合によって選べる店舗で、客対応が良かった店なので惜しまれる。

 

一階の厨房がやや大きくなったようで、一階の客席は少なくなったような気がする。モダンにリニューアルされた雰囲気は、大通りの福臨館を彷彿とさせる。30席弱であろうか。2階が大きいものと思われる。

 

 

 

黒服の壮年男性も配置され、丁寧な応対がされていた。すでにランチを提供してくれている。「スペシャルメニュー」があるなどは、やはり福満園の仲間らしい。「白身魚の甘酢炒め」を注文する。

 

程なく、①ご飯②スープ③ザーサイ④ねきチャーシュウが運ばれて来る。これだけでご飯が食べられる。作り置きであるが、お茶も一人でもポットでサービスしてくれる。お茶好きの私が追加をお願いしても快く受けてくれ、また注いでまでくれる。中華街にとっては過剰なサービス(良い意味)である。

スープも小皿に乗せられて出てくる。様々な具が入れられていておいしい。呑んでしまうと「おかわりどうですか」といううれしいお言葉、遠慮はしない。さて主菜の「甘酢かけ」はいまいち。フリッター状に揚げられた白身魚は衣が大きく、せっかくの魚の雰囲気がそこなり、その他の具は「タマネギ」「ピーマン」「トマ(冷たかった)」「椎茸」のみ、甘みはパイナップルを入れていた。

私は、片栗で薄衣を着たものが好き。甘酢は、どろっとしたねばねばしたものとなっている。味付けは、中華街らしい複雑な風味がない。どうも福満園は店を増やすたびに味の方はおろそかになってきているような気がする。なれた頃またきてみようとも思う。

デザートの「杏仁豆腐」がこれまたさっぱり・淡泊。ランチとしてはよいのかもしれないが、もう少しインパクトがほしい。しかし、客の食べ方をみて提供してくれるので、杏仁豆腐をみながら食べなくてもよいのはありがたい。土産物なども積極的に販売している。

 

 「以前の店舗のイメージ」

 紅花「広東・上海」 045-662-9113       
 700円(料理1品+点心「水餃子2」+スープ+お新香「壺漬けたくあん」+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)+おしぼり,1000円は,2品一皿盛りの同等のもの
 以前より興味を持っていた店である。山下町公園の前に位置しており,間口も大きな店である。ランチも1000円の2種味わえるメニューから700円のメニューの2種類用意されている。ランチタイムが13時30分程度なので気をつけておきたい。それを逃しても,1500円ほどの費用で簡易コースもあるし,飲茶のコースもある。この値段で,4人以上で注文すれば,一品多くなると言うのだから,そそされてしまう話である。
 中華街でも2品を組み合わせて,ランチとして提供する店が数店でてきている。ついに私のランチもその領域に入り込んだ。手始めに,豪華な1000円の店から初めて見る(この店には700円のランチ「1品」もあるが,空腹だったことと三連休で中華に多少飢えていたことから決意した)。
 2種ある内の「酢豚」+「白身魚と青菜の炒め物」を注文してみた。この値段であるからランチのフルセットは付く。まずは,おしぼりと漬け物(壺漬け「中華街では初めて」)が出される。2人しかサービスする人は居ないが,非常に手際がよい。水が出てきたので,お茶を頼んでも快く出してくれる。スープと点心(水餃子)が次に出てきた。コクのあるスープだが,よどんだ雰囲気はない。美味しい。モッチリとした餃子もプルリとして美味しい(柏・埼玉方面で幅を利かしている「ホワイト餃子」を水餃子にしたのと似ている)。主菜が大きなさらに入れられてきた。ところがひと皿で2品入っている。真ん中を千切りキャベツで仕切っているが,全く異なる味の物。スープ(とろみもあるが)が,混ざり合い,これは頂けない。どうして2皿にしないものかと疑問を持つ。味は丁寧に作られて居るが,酢豚の具の種類が少ない(明らかにランチメニューとして落としている)。青菜と魚は薄味でまとめられており,素材の味を楽しませてくれた。しかも,取り寄せるためのスプーンも付いていない。杏仁豆腐がでてきて,そこにスプーンがついていた。それでわざと取り上げていた居たのだが,反応はなかった。当然ご飯のお代わりは無料だった(上質の物を使っているようで美味しかった)。
 総合的に見れば,量的にも十分であるが,1000円の店と言うには高いという評価をした方がよいランチメニューである。気になったのは,そろいの器に「海鮮王」と書かれている物を使っていた。店名等にも無いがどうしてなのだろう。ちなみに関内・桜通りにある紅花は姉妹店のようである。となれば石川町駅前の紅花は関係ないのか・・・。
ランチ例) 大きくは変わらないが週替わりで変更
A酢豚+白身魚と青菜の炒め物 B酢豚+ 以上1000円
A葱ラーメン+チャーハン B牛肉と茄子の炒め物 C D 以上700円