日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が伊吹山から下山して、能褒野で力尽きるまでの道が、『みゆき道』と呼ばれているそうで、現在は東海自然歩道として整備されてるんだそうです
先日、養老の滝に行った時に、その東海自然歩道を歩いてみる事にしました
養老公園から北に向かって歩いて行くと、まず元正天皇行幸遺跡というのがあります
元正天皇は、717年に養老に地に行幸された際、元号を養老と改めました
この拝殿の裏には階段があり、上に上ると本殿があります
昔は、元正天皇が祀られてたそうですが、養老神社に合祀され、現在は社殿だけが残ってるんだそうです
本殿の横には、小さなお社が建ってました
この辺までは舗装された道だったんですけど、だんだん怪しい感じに…
しばらく山道を歩くと、突然川原に出ちゃいました
まさかここを通るの?
川原の水があまり流れていなかった為、ちょっと気をつければ渡れましたけど、これ道じゃないでしょ
橋もないし、道もない
なんて所に来ちゃったんだーって感じ
気を取り直して、しばらく歩くと神明神社がありました
もちろん誰もいなく、静かな神社でした
神明神社の隣には、柏尾廃寺跡というのがありました
そして、近くには千体仏と呼ばれる所がありまして…
Σ(゚д゚;)ドキッ!
石で作られてた仏様の像がたくさん並んでる
この付近で発掘されそうで、千数百体の石仏があるそうです
山奥にこんな石仏群があると、ちょと異様な雰囲気( ̄ー ̄;
ここから歩いて、約30分
今度は日吉神社がありました
もちろん誰もいなく、静かな神社
しばらく歩くと、今度は徳山龍泉址と掘られた石碑
ここが龍泉寺跡なのかと思いきや、更に山奥だった( ̄_ ̄ i)
で、ここから更に山奥へ歩いて行くんですけど、だんだん道が険しくなってくる
道というより、人が歩いたと思われる場所を歩いてるって感じ
雨のせいか、土砂で階段が流されて、普通に上れない階段もありました
しかし、ここまで来たら戻れないと思い、一生懸命山を登って行ったら、やっと龍泉寺跡に到着
『こんな所にお寺建てるなよー』って心の中で叫んでました
そして、更に山奥へ…
しかし、もう道がどこなのかわからないレベルで、それらしい所を歩いてるんですけど、
完全に道に迷っちゃいました
もちろん地図もなく、スマホのナビを使っても、イマイチ現在地がわからない
だんだん焦ってきて、とりあえず山の下に降りれば、道があるだろうと思って、ひたすら下山する事に…
『どこが整備されてるんだよー(`ε´)』とか思いながら、やっとの事で住宅地まで下ってこれました(*´Д`)=з
ホントに遭難するかと思った
東海自然歩道はまだまだ続くんですけど、さすがにこれ以上歩くのは危険だと思ったんで、住宅地の舗装された道を北へ歩く事に
そして、最初の目的地の上方白鳥神社に到着
鳥居をくぐると、正面に拝殿があります
ここの御祭神は、日本武尊
以前レポートしましたけど、日本武尊が亡くなったあと、霊魂がこの地に還ってきたとされる場所
境内には、境内社がありました
ここは山奥というより、住宅地からちょっと山へ入った感じの場所
ホントは、この桜井方面に歩いて行きたい所なんですけど、また舗装された道を歩いちゃいましたσ(^_^;)
舗装された道だと、あっという間に着いちゃいます
次は、桜井白鳥神社
鳥居をくぐって、正面に拝殿があります
ここの御祭神は、日本武尊
日本武尊が伊吹山から下山して、水を飲んだとされる場所
拝殿横には池があり、水が湧き出してるんですけど、どんなに暑い日でも、決して枯れる事がなかった池だそうで、昔は雨乞いの儀式もやったそうです
以前レポートしましたけど、日本武尊が甘い桜の味がしたと言った桜の井
結構冷たかったです(^ε^)♪
ここで東海自然歩道散策は終了
本当は、まだまだ道があるんですけど、桜井白鳥神社に来るのが目的だったので、とりあえず満足(´∀`)
この東海自然歩道というのは、東京から大阪まで続いてるんだそうです
途中、遭難しそうになりましたけど、リアルアドベンチャーゲームな感じで、それはそれでいい思い出になりました(・∀・)ノ