抽象と具体の特性 | 考え中の人

考え中の人

 
いろいろ考えてみたり、
考え中の人のブログです。


意味の世界では、抽象的というのと具体的というのが存在するが、その関係は抽象を上位とし具体が下位となる、ピラミッドで構成されていると考えられる。具体を昇華して、要素を抽出したものが抽象となり、抽象の事例というのが具体になる。

両者は、意味は同じであるが、情報量が違うと考えられる。具体の方がより情報量が多く、そして細かい。例えば、「男はプライドが高い」という情報よりも、「Aさんは学歴を重視している」の方が具体的である。人は、具体的な現象を抽象的にして情報を解釈し、また抽象的な情報から現象を判断していると思われる。

ビジネス書を引き合いに出してみると、ビジネス書は抽象的である。それはいろんなシーンで使えるよう情報が昇華され、まとめられている。しかし、その抽象的な意味を具体的な現象に置き換えて、現場で実行できるかどうかは、その人の解釈の力に関わっている。その力がなければ、本をたくさん読んでも、あまり意味がない。

抽象情報を身近な事例に当てはめ実行し、また、具体的な事例から抽象的な要点を抽出しまとめて整理しておく。これができる人は、間違いなく仕事ができる人である。