実力だけを見る | 考え中の人

考え中の人

 
いろいろ考えてみたり、
考え中の人のブログです。



江口洋介主演の料理人のドラマをいつも見ているのだが、今回は女性シェフに焦点が当てられている物語だった。女性シェフは、自身が女性であることで、料理人として周囲から認められないことを嘆くが、江口洋介は「料理人を判断するのは料理が美味いかどうかだけだ」と、実力主義の考え方を教え込む。

なるほど、実力主義というのは、どこの世界でも通用する平等なシステムだ。過去のことは関係ない、その人の属性も関係ない、今の現状の実力だけをみる。このシステムは、誰にでもチャンスがあるという点で、人々のやる気を引き起こさせる。そして、努力して結果が出るほど見返りがある。

それでは、それが完璧なシステムかと言われれば、そこには人間の感情というものが存在するため、必ずしも上手く機能するとは限らない。実力主義は安泰がなく、努力もし続けなければならなず、モチベーションを維持するのも大変だ。そして、チーム戦として見るならば、個人プレーに走りやすく、技術の伝承に障害が生じる。

平等というのは、人が納得するシステムであることには違いない。しかし、人格者が揃っていなければ、チームが円滑にまわるかは難しいところだ。