●ポイント
・他人と比較するのは、自分の位置情報を知るために重要
・ただし、特定の人を妬んだり、自分が優越感にひたるのは、間違った比較方法
・成長段階やタイミンングによって、他社と比較するか自分と比較するかは、使い分ける
個人の尊重だかなんだか知らないが、「他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べなさい」という美観が、広く出回っている。競争社会への反動なのかもしれないが、これは、必ずしも間違っているとはいえないが、半分しか正しくない。なぜなら、他人との比較から始めなければ、昨日の自分と今の自分を、比較しようとすら思わないからである。
他人と比べることが、重要なのはなぜか。なぜなら、他人と比較しなければ、今自分がどれくらいのポジションにいるのか、わからないからだ。市場に出て、自分と周囲を比較することで初めて、上のほうにいるのか下のほうにいるのか、わかる。
他社と比較しないで(小さい市場の中で)進むと、必ず起こる弊害が、自分が周囲よりも優れていると、勝手に勘違いしてしまっている場合である。その場合は外に出て、周囲と公正な目で、自分を見つめなおすしか処方はない。
目標を見定めていて、そのときに周囲との比較で自分の足りないものに気付いたとき、始めて成長に向けて動き出す。その成長段階になって、その時に初めて、比較対象は過去の自分になる。この時は、周囲との比較は参考にしてもよいが、それによる嫉妬や優越感が成長の邪魔になることもしばしばなので、こだわり過ぎると、また新たな弊害が起こる。
他社と比較するか自身と比較するかは、どちらも重要で、それは成長段階によって使い分けて、さらには行ったり来たりするものなのだろう。
あ、これは、自分に向かって言ってる文章でした。
