
人を批判するときによく聞かれる内容として、
「やったこともないくせに、なぜ解った口をきくんだ」
「何も知らないくせに、知った風に言うじゃない」
ということがある。
例えば、
お笑い芸人が、タレントが笑いを語るときにカチンときたり、
一般人が政治を批判するときに、さらにそれを叩く一般人がいたり。
何かを語ろうと思えば、
それを実際に経験したかどうかで、
詳細な説明ができるかどうかに大きな差ができる。
ところが生きている時間には限りがあるので、
経験できる物事にも限りがある。
なので、経験していない部分を語るときは、
知っている知識や仕入れた情報から
物事を話すことになる。
それは仕方が無い。
ところがそれを、
「現場を知らないくせして」と言われて
非難されたらどうだろう。
それに関してはどうしようもないことだし、
残念ながら議論がそこで終わってしまう。
全くもって建設的でない。
なのでこの場合は、
専門家からの批判なら
適切な答えを導いてあげるべきだし、
一般人からの批判なら
私はそうじゃないと思うと別意見を述べる、
これでいいだけのだ。
ただ実際には、こうした批判が出るときは、
語っている方が調子にのっていて
鼻につくような語り口調でムカつくときとか、
さらに批判する方も、
俺の方が真実を知ってるんだぜ的な、
しょーもないプライドを掲げている専門家や
(大抵の場合はそいつよりちょっと知っているだけ) 、
単に腹が立って批判しにきた短気な人達の掛け合いが多い。
よってこの言葉が出たときは、
自分の振る舞いにも、相手の真意にも
注意しなければならない。