すき家で強盗が絶えないため、
とうとう警察から勧告があったようだ。
司法でもなく行政でもなく、
警察から全店舗に指導があった企業は、
他に記憶がない。
牛丼店強盗の9割すき家、警察異例の防犯要請
今年1~9月、全国の牛丼チェーン店での強盗事件は
未遂を含め71件発生し、うち約9割の63件が
「すき家」で起きていたことが警察庁の調査で分かった。
同庁は「防犯対策を求めてきたが改善されていない」として、
すき家を展開するゼンショーホールディングスの責任者を同庁に呼び、
防犯体制強化を文書で要請した。
すき家は強盗がしやすいことで、
以前から有名になっていた。
深夜のバイト一人体制、出入り口最短距離にあるレジ、
さらにレジを一つにまとめて多額の現金を貯めている、
カウンターに入りやすいドア構造、等々。
記事にもあるように、
今年に入って70件以上強盗が押し入っており、
これは、5日に1回のペースで
すき家で強盗が起きている計算になる。
これはさすがに異常事態だ。
こうした状況から、
昨年から警察から注意をうけていたが、
一向に改善がみられない。
ゼンショーの広報者インタビューも
「経営度外視で防犯に取り組むのは疑問」
「警察に検挙してもらうことが一番重要」
「従業員を増やしても強盗は防げない」
と消極的なコメントが新聞記事で発表されていた。
確かに、実際に深夜2人体制にすれば
何十億と人件費が上乗せされるし、
今更全店に発券機を置いたり
店舗レイアウトを変えるとすれば
何百億とかかってしまうからだ。
だからといって、強盗金額の何百万を
年間リスクと許容して、特別損失にあげるつもりだろうか。
仮に今は防犯費用>強盗金額かもしれないが、
企業信用に関わる問題であるし、
ついには人命に危機が及ぶことになる。
防げる強盗が発生するのならば、
それは事故ではなく人為的ミスで、
義務上過失に認められかねない。
早急な対応に、はたして、
小川社長の鶴の一声が出るのだろうか。