中国の温家宝首相と、
韓国の李明博大統領が、
ご多忙の中で訪日。
温家宝首相は、
被災地を訪れては避難民と交流したり、
国民的アイドルSMAPとも面会したようである。
さらには福島県産の野菜を食したりと、
被災した日本への激励の姿勢が伺いとれる。
(まとめ:来日した温家宝首相・李明博大統領のスゴい激励っぷり)
今回を機に、
昨年の漁船衝突で広がった距離が、
少し縮まったのかもしれない。
中国は、
こうした日本と韓国との関係だけでなく、
資本主義代表選手の
アメリカとの外交の機会も多い。
元切り上げ要請や
貿易摩擦などの不和はあるものの、
アメリカとしても中国は今後、
重要視していくパートナーになると発表している。
もちろん欧州の国々からも、
中国への注目度は高い。
こうみると最近の中国の、
資本主義国家に対する姿勢は、
経済が発展するにつれて
随分と柔らかくなった。
そしてその中国内部では、
緩やかな市場解放と
一党独裁による圧力的な政治との、
絶妙なバランスを保っている。
つまり、
資本主義との繋がりも強まったといって、
社会主義との交流関係が
弱まっているわけではない。
「温首相「金総書記招請した」、中韓首脳会談」
韓国政府当局者によると、温首相は
北朝鮮の金正日総書記が訪中したことを認め、
「中国の発展状況を理解し、自国(北朝鮮)の発展に
生かしてもらう機会になるよう招請した」と説明。
中国首脳が金総書記の訪中期間中に招請した事実を公表し、
その理由まで説明したのは極めて異例だ。
(中日新聞)
北朝鮮とここまで、
密に交流できるのは、
中国しかいない。
韓国から北朝鮮への要求があったとしても、
中国というワンクッションをおいて
打診されることも少なくなくない。
もちろん韓国以外の国々の要請も然り。
中国は経済成長の側面から見ても
その重要性は高いが、
何よりこうした社会主義と民主主義の
架け橋となるという政治的側面においても、
重要な役割を担っている。
今中国は、独自のポジションにたっている。
今後もっと、
一人一人の国民を大切にするような文化や
内向きの政策が根付けば、
さらに面白い国に生まれ変わっていく
ポテンシャルを秘めているのではなかろうか。