奴は必ずその斜め上をゆく! | 考え中の人

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小林秀行の「ひでぶくろ」

3月16日明け方、
ドル円が史上最安値の、
76.25円に急降下した。

板の薄い時間帯を狙った、
海外の投機筋の仕業とみられている。


これにより、
ドル円ロングで保有していた投資家は、
痛恨のダメージを受ける。

中には数千万円規模で、
投資金を失った人も少なくない。

その悲痛の声で、中には、
証券会社に泣きながら
抗議した者もいるもよう。
(個人投資家FXで大損失?)



そもそもだが、
地震が発生した後に、
しばらく円高が続いていた

(余談だが、
阪神淡路大震災のときも、
一時的に円高に動いた。
いろいろと説はあるが、
その理由はよくわからない)


そして16日の朝、
それまでの最安値だった、
79.75円に差し掛かり、

それを割って78円になった、
次の瞬間、

76円まで一気に急降下。


実際にチャートを見て、
リアルタイムで取引していたいた人達は、
「一瞬何が起こったかわからなかった」
と記している。



このため、
逆指値をしていなかった投資家は、
限度いっぱいで、
強制ロスカットとなった。

これは、手持ち資金が、
底を尽いたために、

為替市場から、
強制退場させられる
というもの。


地震で円安に動くという読みで、
逆張りをしていた、
個人投資家の癖を見抜き

海外のヘッジファンドが、
全て刈り取った。



この被害の影響は、
個人投資家にとどまらない。



ひまわり証券は事業撤退、
その他多くの証券会社が、
貸し倒れ損失を計上。

こうした流れをうけ、
またまた投資規制が厳しくなった様子。
(ネット証券、証拠金上げ)



何が起こるかわからない世の中、
常に保険をかけておく
大切さ思い知った、
この2週間である。

となると、
「 全てをこの一つに集中する!」
という背水の陣の姿勢は、
一見美徳のように思われがちだが、
賢い選択とはいえない。


「常に最悪のケースを想定しろ!
奴は必ずその斜め上をゆく!」

byクラフト隊長


皆さんもご用心を…