国民であるということは | 考え中の人

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来年度に向けての予算編成のニュースが多いので取り上げてみようと思う。

まずは歳出のニュース。「来年度の年金の国庫負担割合を現行の50%から36.5%に引き下げるかどうかの議論になっている。首相はあくまで50%維持を掲げているが、野田財務相は難色。50%を維持するには、さらなる2.5兆円の新規財源が必要だからだ」

そして歳入のニュース。「高速道路2000円に引き上げする。現行は土日のみ1000円だが、新案は土日と平日含め全日2000円に統一。実質の値上げになると概算している」「環境税を来年秋に導入検討。二酸化炭素の排出量を基準に、燃料別に税をかける。ガソリンや灯油は1リットル辺り0.79円の増税。石炭に至っては、税金が二倍近くになる」

こうした政治的ニュースに私達はあまりにも無関心ではなかろうか。そして私達は自身を、政府に代金(税金)を支払ってサービスを受ける「お客様」と思い込んではいないだろうか。これは少し考え直したほうがいい。

国家は一企業に例えられることがある。政府は、収益(税金等)や支出(公共費用等)を管理し運用していく一会社と考えられる。私達国民はどうだろうか。確かに政府会社の「お客様」であるかもしれないが、同時に「従業員」でもある。政府会社が倒産すれば、当然私達にも火の粉は降りかかる。「売上が上がらないのは社長のせいだ」「経費削減で自費でタクシーに乗れとはあんまりだ」と人のせいにしたり、愚痴ってばかりはいられない。不景気な世の中で労働力も小さくなっていくなか、助け合いで生き残っていかなければならない。

また国家は一家庭にも例えられる。政府が親なら、私達は子供かもしれない。お父さんお母さんの給料から、家に住めてご飯が食べられる。「お父さん不景気で給料カットだから、3時のおやつは我慢してね」と言われて逆上し、無理矢理お金を使っていれば家は借金まみれになる。それはひいては自分の飯が食えなくなり、借金を肩代わりするハメになるかもしれない。家族みんなで家庭を支えていく努力も必要だ

私達はお客様ではない。国家の一従業員であり家族の一人である。それどころから国民主権にのっとるならば、私達は経営者であり親である。少し責任を感じて、政策のニュースに敏感になってみてもいいかもしれない。