恩田陸の小説をはじめて読んでみた。

読んだのは、「夜のピクニック」


話題になってる作家に対しては、往々にして「流行るほどのものなんだろうか?」という穿った見方から入ってしまいがち。

なので、純粋に作品を堪能出来ない気がしてあまり手を出さないようにしてるのだけど、この本は良かった。

プロの仕事を堪能させていただきました(^O^)/


ネタバレにならないよう中身については触れませんが、まあ、悪びれもせず「小説」を名乗るケータイ小説(笑)とかいう連中にこの作者の爪の垢を煎じて飲ませたいと思いましたね。


ほかの作品も読んでみたくなった。



▼自分でも悪趣味の謗りを免れないとは思うけど、最近ルチオ・フルチという映画監督の作品に惹かれてます。

B級ホラーの巨匠。


某動画サイトでホラー映画がいろいろとアップされており、そのチープさ、ダメさ加減を楽しむというスタンスで最初は観ていたのだが、このフルチの作品は普通に気に入ってしまった。


「サンゲリア」という作品がよかった。

他の凡百のダメホラーとは異なり、明らかに自分なりの世界観にこだわっていて、それをある程度しっかり表現することに成功している。


まずBGMがいい。

また、彼のゾンビはどこか枯れた感じがして、近頃の「バイオハザード」なんかとは違い、情緒のようなものがある。


全体としては、脚本はスキだらけだし、安直にグロを出してみたり残酷シーンを出してみたりと、B級であることに変わりはない。


けど1シーン、

キングクリムゾンを彷彿とさせる初期プログレ風の物悲しい旋律に乗って、暗闇からゆっくり、わらわらとゾンビの群れが湧き出てくるシーンが、映像美としてとても良く出来ていると思いますた。


以上、自己満日記でした。