2021年末比
NYダウ 90.9%
日経平均 92.1%
運用中のポートフォリオ 105.6%
現物買 1321野村日経225 27030円5株
感想と方針
NN倍率(日経平均/NYダウ)について、昨年末は79%→10月初旬が91%台→12/22で79%となり、日経平均の優位性はドル下落とともにほぼ剥落となった。円安による企業業績の上方修正期待は後退となった。
騰落レシオ25MAは90%割れ、出来高は減少傾向にある。日経平均25MAマイナス乖離も5%前後となり中間反騰は近そう。タックスセリングや年末年始の相場急変に対する警戒感の増加等も要因かもしれない、売り手の増加というよりは、買い手の減少が目立つ。景気敏感セクター、中小型高PERから金融、電気ガス、高配当、低PBRのバリュー系へのシフトが進んでいる感じ。
日鉄物産、タツタ電線などTOB報道の影響もあってか、5449大阪製鉄や7215ファルテックなどが動兆、低PBR企業に対するROE向上を促す動きや、大手企業に対してはROIC重視の動きが広がっている。上場維持コストも高まる中、来年以降もMBO、TOBによる上場廃止の動きが減ることはなさそう。
今年は年初来パフォーマンスが12月に入って一気に悪化してしまった。3月、6月、9月、12月が特に成績が悪い。今年はマーケット全体がボックス圏での推移となった。こういう時はテクニカルはオシレータ系の指標を重視すべきであり、キャッシュ比率コントロールが重要である。トレンドが一本調子か横ばいかによるが、ヘッジの活用やキャッシュ比率の見直しをよりアグレッシブに実行できるようにできればと思う。
