2021年末比

NYダウ  94.5%

日経平均  97.8%

運用中のポートフォリオ 108.1%

 

本日の取引

現物買 4004昭和電工100株2249円

現物売 6191エアトリ100株2613円

 

感想と今後の方針

国内株式市場全体としては利食いによる一服という事だと考えているが、個別銘柄は陰線包み足、被せ線等、高寄り後安値圏で引けた銘柄が多い。個別への投資では節目を抜けて上に行きそうなところでエントリーすると叩かれる。かといって下落基調の銘柄に手を出すと上がらない。やはり簡単ではないが、中期トレンドを確認したうえで、短期は局面に応じたトレードをしないと利が乗らない感じ。

 

個別で気になる銘柄

4004昭和電工 

11/7に22年12月期の売上0.7%減、営利35.8%減に下方修正。翌日8日の株価は一時2062円107円安となったところで下値を確認し以降反転上昇へ。足元業績は芳しくないが悪材料に対しての耐性が増しているようにも見える(単に原油安による反転かも知れないが)。近年の不採算事業の撤退やM&Aを含む成長分野への投資拡大などにより社内改革は進んでいる印象を受けている。電炉鋼生産時に必要とされる黒鉛電極(GE)の値上げ等への依存度が高い点は株価の押上要因にもなっているが、市況悪化時にはマイナス要因かも知れない。半導体工程材料の成長やSiCのパワー半導体での採用本格化など明るい要素もありそう。最も注目したいのは、今後の配当予想である。一部アナリストの試算では、今期の65円から23/12以降26年12月にかけて130円→150円→170円→200との予想しているところ。会社は25%の株主還元方針としており、業績改善・拡大に期待したい。なお、2023年1月に統合新会社Resonac(レゾナック)に社名を変更予定とのこと。本格上昇には時間がかかりそうなので、売買しながら中長期で保有コストの引き下げを狙いたい。