お久しぶりっですm(_ _)m
ナカムラヒデユキです!!まだ千葉大生やってます!!
一昨日、卒業式でした。そりゃもち!参加しませんでしたよー「諸事情により」w
こんな明け方ですが、ブログ更新。いろいろな人に見てもらうために日中にしようかと思いながらも、読み終わったワクワク感と誰かに伝えたい感とっで更新しまーす。ようやく読みましまよ↓
【「コンビニ人間」村田沙耶香 】
・あらすじ(帯*引用)_| ̄|○
・感想
今年初の読書なのに、あっという間に読み進められて、パッと読み終わってしまいました。1ページにある文字数も少ないし、総ページ数も少ないので、本なんて全然読まない人も気軽に短時間で読めます。ほんとにオススメです。
まず、物語の主人公の古倉恵子(ふるくら けいこ)のキャラクター。「普通」からなんかかけ離れた特殊な存在に感じるのに、どこかでちゃんと受けとめてしまっていること。絶対にこんな人になりたくない・いないだろうって思っているのに、どうしてか「わかるわかる」と共感してしまう……そして、いや、そもそもこの主人公は「普通」なのでは、ともおもう。
それから、この小説は入り口がとっても面白い!!「コンビニ」というありふれた存在を、細かく丁寧で鮮明な描写で表現することで、「コンビニあるある」と「コンビニの知らない裏側」をみているワクワク感を持って、スッと物語に入り込んでいける。また、小説の至る所にこの「コンビニ描写」があり、それによって「軽やかさ」みたいなもの感じてポンポンっと読み進んでしまう。
そのわかりやすい描写の対比のような、社会との繋がりをうまく取れない主人公の不可解な内面がまた読み進むエネルギーをくれる。
それらにのってどんどん読んでいると、あるとき、自分と社会との向き合い方とは…っみたいなことを考えさせられる瞬間がやってくる。簡単によんでいたはずなのに「社会と繋がる」ってどういうことが正解なのかわからなくなる。これまで自分が正解だと思っていたことってほんとに正解だったのかなぁ、なんか全然違うんじゃないかなぁ〜……えっと、どうやったら「正しく社会と繋がるんだ」……「正しく社会と繋がる」って何?……みたいなモヤモヤがわいてくる。ただこのモヤモヤもなんか気持ちいい。答えは出ないのに、物語はどんどん加速して、人間関係はなぜか予想の斜め上に進んでいく。
「ワクワク」と「不可解」と「なんだろう」にもみくちゃにされながらページをどんどんめくっていける。
そして「ラスト」!衝撃的な「ラスト」!!!
予想をこえる裏切りがあって、これは終わりとして……なんて。。。っうまく言えないよーーー。
読み終わってから、改めて帯の『普通とは何か?』『現代の実存を軽やかに問う衝撃作』というのに、「あぁ…………」と1人っきりの部屋で声がもれてしまった。
この本は読み手によって印象が全然違うと思う。いや、だいたいの作品はそうなのかもしれないが、特に「コンビニ人間」は違うと思う。
古倉恵子という人間を見る目が、人によって絶対違うから、この物語が成長の物語なのか、旅立ちの物語なのか、それとも腐敗の物語なのか、諦めの物語なのか受けてで変わってくると思う。
最後に、もうネタバレすれば書きたい事は山ほどあるが、そんなことより、
『「コンビニ人間」是非読んでみてください。』
衝撃作と呼ばれるだけあって、本から力強さをばしばし感じるし。なのに、軽くスーッと入ってくるわかりやすい文章だし……スススッと読んでいるうちに、ジワリジワリとこれまで考えてこなかったようなことを問われていくから。。もう。。。そんな不思議いっぱいでちょーぜつ魅力的な作品です!!!
ラストには、予想外の結末が待っています。ほんとです。その結末がハッピーなのか、バッドなのか、それは読んだ人次第なんでしょう……
是非!!

