「立ち別れ 因幡の山の 峯に生ふる 松とし聞かば 今帰り来む。」
振り返る歌舞伎シスターズ。
見つめる年増とレモン。
微笑むセンター。
中納言行平の絵札を投げ、チョウコク(秋元才加)、参上。
サナエ「あっ、この間、格闘家の秋山成勲と試合した奴。」
チョウコク、パンチ。
チハル「矢場久根に雇われてたんじゃねぇのかよ?」
蹴りながら、
チョウコク「金なら…返したよ。」
ネズミが微笑む。
矢場久根の用心棒の寝返り…
だが、それさえ何故か嬉し気なシブヤ。

背中に、黒地に白龍の刺繍入りのジャンパーを羽織り、高速移動で、鼻腔、眉間、喉元を狙うブラック(柏木由紀)。
旧四天王の登場に、内心高まるシブヤ。
「ブラックぅ♪」
テンションの上がったゲキカラが、点滴スタンドをブン回し、雑魚を倒す。
「スーパーのバイトで、休憩時間に入ったからさ…。」
ブラックの言葉を遮るヒールの靴音、真っ赤なチャイナミニ。
「ごめ~ん、遅くなっちゃったぁ。給料日後だからさぁ、お店が混んでてぇ…。」
赤地に猛禽の刺繍入りのジャンパーを羽織り、
「指名が入ってるからぁ、直ぐ戻んなきゃいけないんだけどぉ、…見えたっ♪」
サイコメトラー・トリゴヤ(小嶋陽菜)、参上(変身せずに能力発動)。
ニヤけるシブヤ。
だが、流石に木っ端に隙を突かれる様な雑魚じゃなかった。

サイレンの音。
寒ブリ「救急車?」
ツリ「誰か救急車呼ぶ程の怪我したか?」
察するトリゴヤ。
ピンクの看護服に毛皮を羽織り、
「此処んとこ暇でなぁ。何人か病院送りしねえとなぁ。」
サド(篠田麻里子)、参上。
微笑むゲキカラ。
2~3人ずつ、纏めてぶっ飛ばすサド。
自分を罵ったサドの相変わらずの強さを認め、またもニヤけるシブヤ。

「あれが、噂のサドだ。」
アヤカ(梅田彩佳)が呟く。
「やべえよぉ。」
サキコ(松井咲子)がビビる。
「元副部長だろ?」
反則だ!と言いたげなユカ(増田有華)。
「そんなのアリかよ?」
怖じ気づくハルカ(仲川遥香)。

サドにぶっ飛ばされカウンターを滑って行く木っ端。
「サド迄出て来たか。凄げぇな、おめえ等の友情物語。」
と語るシブヤに微笑むサド。
シブヤも前後からの攻撃を交わし、キック、裏拳、後ろ蹴りし、サドに微笑んだ。

「ヤバい、ヤバい、矢場久根♪ヤバい、ヤバい、矢場久根♪…」
3色、まゆげ、チハル、サナエが気づいた。
先代総長(あじゃ)率いる矢場久根OG、参戦。
「卒業生も参加出来んだったら、早めに言えよっ。」
先代総長の言葉に、
「おうっ♪」
元気を取り戻すチハル&サナエ、そして矢場久根ヤンキー達。
まりやぎ、まゆげ、3色。
静観する仲俣。
殴る優希。
優香「面白くなって来たな。」
優希「矢場久根にハンデやらねぇと。」
まだまだ元気なシブヤ。
前髪を掻き上げる大島姉妹…各々チェーンを着けた側が利き腕らしい。

「病院なら紹介するぜ。」
更に1人ぶっ飛ばしたサドが嘯く。
「レジ打ちでストレス溜まってたから、存分に…暴れさせて貰うぜ。」
高速移動を始めるブラック。
「仕事柄ストレスはないけど、何か見えそう。」
やはり”覚醒”しなくても見えてるのか?トリゴヤ。
「やっぱ、喧嘩が一番の薬だな。」
点滴を引き抜くゲキカラ。
校旗を守るヲタ。
ヲタをウナギとバンジー、ムクチが守る。
カムバック、3色、まゆげ、みゃお、
「ざけんじゃねぇ!」
と、殴るらぶたん。

チームホルモンが圧され、尺が圧され、
チームフォンデュ、学ラン、チームアンダー、歌舞伎シスターズ、おたべ…マジ女劣勢。
依然、傍観を決め込む仲俣達。

その時、チームホルモンをいたぶる木っ端に、強烈な蹴りを入れる長スカート。
見上げるヲタ。
怪訝な仲俣。
如何にも喧嘩慣れしたヤンキー…大島優香、参上。
校旗に集る木っ端を一掃し、一喝!
「てめぇら、ざけんじゃねぇぞ!」
"優子の声"を聞き、思わず振り返るシブヤ。
「マジ女はそんな弱かったか?」
優香の問いに、言葉もない尺。
だが、矢場久根に寝返ったシブヤにも、その言葉は響いていた。
「格下ヤンキーに手こずってんじゃねぇよ!」
優香の言葉に、発奮する学ラン。
立ち上がるチームホルモン、尺。

強烈な蹴りを決める優希。
「マジ女は最強なんだよ。」
立ち上がる歌舞伎シスターズ。
「天国の優子に笑われんぞ!」
にっこり微笑むゲキカラ。
優希と並ぶ優香。
頷くおたべ、センター&ネズミ、アキチャ。
校旗を持ったヲタ、そしてウナギ、バンジー、ムクチが歩み出る。
「うおぉぉぉぉぉぉっ!!」
校旗を振るヲタが叫ぶ。
「うおぉぉぉぉぉぉっ!!」
学ランが叫ぶ。
おたべが、ダルマが、ウナギ、バンジー、ムクチ、ヲタ、歌舞伎シスターズ、尺、大島姉妹が走り出す。
フォーメーションで戦うチームフォンデュ。
「人間ミサイル、全弾発射!!」
小歌舞伎、チハルに水平チョップ。
勢いづいたマジ女に動揺するカムバック、ジャンケン、3色。
ムクチ、頭突き2連発。
アキチャ、パンチ。
ウナギ、キック。
「フォーメーション、オクトパシー!」
…誰も近寄れない…だけだが…。
小歌舞伎、更に回転チョップ。
優香、大振りパンチに膝蹴り。
優希、左の蹴り。
ダルマ、頭突き3発。
仲俣、静観。
チームフォンデュ、何気に善戦。
どっち、寒ブリ、ツリ、年増、レモンがガッツポーズ。
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
叫ぶヲタ。
シブヤは、"優子の面影"がマジ女を発奮させた事に、内心大喜びしていた様に見えた。

乱闘の最中、点滴スタンドを引き摺り、狂喜の高笑いと共にゲキカラ(松井玲奈)、参上。
「ゲキカラぁ!」
歓喜する学ラン。
シブヤの目の色が変わった。
いきなり背後から角材で殴打され、軽くスイッチの入ったゲキカラは、二人ぶっ倒して、
「みんなぁ…怒ってるぅ?」
全く理解不能なまりやぎ。
だが、そのキーワードに、カムバックは戦慄した。
「やっぱ彼奴はクレージーだ…。」
妙に嬉しそうなシブヤ。
笑いながら木っ端を蹴るゲキカラ。
殴るセンター。
殴るおたべ。
蹴るシブヤ。

そこへ、マイペースにケンケンパ…と、ネズミ(渡辺麻友)、参上。
「偏差値、低いっすねぇ。こんな集団でヤり合っちゃったりして。」
まりやぎパンチ。
「ネズミぃ。」
気付くセンター。
振り返るシブヤ。
微笑むおたべ。
冷静な仲俣。
振り向き様にぶっ飛ばすセンター。
「本当ぉ、嫌いなんすよぉ。こういう仲間意識。」
そう言いつつ、交戦中のセンターを狙う木っ端に蹴りを入れ、助けるネズミ。
センターと目を合わせ、
「まっ、しょうがねえっす。マブダチの為なら。」
互いに背中を合わせ、共闘する二人。

「ネズミの野郎、またどんな絵を描いてやがるんだ?」
だが、仲俣は気付いていた。
「無心だよ。良く見てみろ。いつもの余裕がねえだろ?あれは、マジだよ。ネズミが人間になったっていう、イソップ童話だ。」

ドカッと置かれた頭陀袋。鬼塚ダルマ(なちゅ)、参上。
「敦姐のピンチヒッター、鬼塚ダルマや。」

チームホルモンの面々は、
「誰か呼んだか?」
ヲタ(指原莉乃)は呆れ、
「ダルマじゃピンチヒッターになんねぇなぁ?」
ウナギが突っ込み、
「修行してたんだろ?ちっとも痩せてねえじゃん。」
呆然と見ていたアキチャ(高城亜樹)も毒吐き、
「断食道場じゃねぇし。」
アキチャにバンジー(仁藤萌乃)が突っ込み、
「パス。」
ムクチが吐き捨てた。

「勝利の手羽先、人数分買うて来たでぇ~。」
ダルマのノリに困惑するアキチャ。
案の定、机から飛び降り思い切りずっこけるダルマ。

「ほぉ~~~ほぉ~~~ほぉ~~~。」
乱戦の中、撹乱のつもりか、楽しそうに駆け回るダンス。
戦うチームフォンデュ。
どっち(島田晴香)、
寒ブリ(島崎遥香)、
ツリ(山内鈴蘭)、
年増(大場美奈)、
レモン(市川美織)。

パーテーション越しに、息を切らせ、背中を合わせる尺とジャンケンが、一瞬微笑みを交わした。、
まゆげパンチ、3色パンチ、おたべ、ムクチ。

若田が、微笑む警部補に尋ねる。
「何か、楽しそうですね?」
「何か懐かしくてなぁ。」
「こんな大乱闘、止めずに観てたなんて、後でボスにどやされますよ。」
「多分な。だけど、こいつ等の事、羨ましくねえか?」
「羨ましい?」
「ああ。社会に出たら、こんなにマジになる事、ねえだろ?」
おたべ、尺、シブヤ、ネズミ、学ラン。

その頃、前田に逃亡を勧める大島姉妹(大島優子・二役)。
優香「逃げろ。飛行機のチケットだ。中にうち等のダチの住所がある。頼れば面倒みてくれる。」
優希「ほとぼりが冷める迄、この町から離れるんだ。」
優香「矢場久根には近付くな。」
優希「自分の事だけを考えるんだ。」

その間にも、シブヤの猛攻は止まらず、
学ランが背後からバットで殴打され、
大歌舞伎が一度崩れ落ちた。
マジ女は、四天王さえ限界が近づいていると言うのか…?

どうする?前田。