おはようございます😊
8月30日 今朝の兵庫は晴れです
朝はなんとなく、涼しく感じる。でも40度近くまで気温が上がるとかなんとかニュースでやってましたから..まだまだ厳しい暑さが続くのでしょうね
水分補給、クールダウンしながら今日もボチボチ頑張りましょう!
引越がある程度片づき、昨日は役所への届け出も済ませたので確実にやっておかなければいけない事は終わったかな、という感じで。9月になれば落ち着いて生活が出来そうです。新店舗での勤務もだいぶ慣れてきたしね。自分時間も作っていこうということで

著者は王谷晶さん
世界で最上位の権威とされるミステリー文学賞・ダガー賞を日本人作家として初めて受賞され大きなニュースとなった作品です
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ストーリー
物凄く腕っぷしのある女性が主人公で、ひょんな事から組事務所の一人娘のボディガードをすることになふところから物語は始まります。血もたくさん流れますし、暴力的な描写も多く読み手は選ぶかもしれません。
話せばわかる
その言葉に反するかのように
問題解決のキーとなる部分で随所に力による解決策が取られます
本当に世の中の出来事は話せばわかるんでしょうか?
話せばわかっていたら今、こんな世の中にはなっていないのでしょうね。それじゃ、武力による解決は正しいことなのか?
それもまた違うと思う。主人公に肩入れすると、一瞬武力による解決も正解なのかもと思うところはあるのだけど...いや待てよ、武力で解決してその後どうなるんだ?結果として、とても複雑な事になりやしないか?
そんな感想を僕は持ちました
ただね、いくら考えても、どうしようも無い状況もあるんだろうね。その時、何をする?何ができる?
最初は、腕の立つ主人公がバッバッタと悪を成敗していく様が痛快に感じるところもあったのですが..読み進めていくうちに何か、単純に強い人が悪に立ち向かって悪をやっつけるという、単純な話では無いと思うようになりました
なんだろう
ほら、出来たら死にたくないんですね、僕は
まだ生きていたいと思うのだけど、なぜ生きたいと思うの?と聞かれたとき答えに困ります
なんでだろう
理由なんて無くても良いんだよね、きっと。
明日も美味しいお寿司が食べたいとか、家族と大切な時間を過ごしたいとか、なんでも良いんですよ。
でももし、生きるという事が困難な状況になったとき、それも、困難を脱することがとても難しくなったとき
どうするか?
自分の力を使って、解決出来るのか
それともその状況を受け入れて、自分の意志を、自分自身を殺すのか。
僕がこの本を読んで感じた、生きてればなんかあるよっていう思い。残虐なシーンもたくさん出て来ますが、最後は勇気というか、諦めたくない気持ちが芽生えました
あくまで僕個人の感想やけどね。
信じるか信じないかはあなた次第ー笑
でも、面白かったよ。僕もう1回読もうと思うもん
ではでは(^^)