こんばんは(^^)


今日も1日お疲れさまでした!

今回は久々にブックレビューを




♯真相をお話します

今全国の書店ですごく売れています。
僕の勤務先でも売れていますね。毎週売上を集計してランキングを作っているのですが、ここ何周か続けてベスト5に入っています。

関東の方にお住まいの方は、王様のブランチという番組でこの本のことを知った方もおられるのではないでしょうか。

この本のジャンルはミステリー作品です。タイトルから連想できるように、SNSやマッチングアプリなど、現代にマッチした出来事を題材に作られた短編集です。

連作短編ではありませんから、ひとつひとつの作品に繋がりはありません。どの作品から読んでも良いです。

一言で感想を言うとしたら、とても読みやすくて面白い、と僕は思います。

短編なので、ひとつのお話は良い意味で短く仕上げられているので、腕まくりしてよし!気合いれて読むぞ!と構える必要はありません。短いから、しっかりじっくり文字を追うことで、トリックに気づけたり伏線を回収できたりと、ストーリーをしっかり楽しめるのではと思います。

トリックもめちゃめちゃ難解、という風に僕は感じなかったので、ホントすらすらっと楽しんで読みすすめて気づいたら1冊読み終わってたってなると思います。

それは、本の完成度でいうととても素晴らしい事だと思います。イッキ読み出来ちゃうって、すごいことだと思います。

めちゃめちゃ残酷なシーンも、僕個人的にはそんなに無いと思っているので…ミステリーが苦手な方でも楽しめるのではないかなと思います。まぁ、残酷なシーンは少ないけど、イヤミスまではいかないにしても心理的にモヤモヤするシーンはあったけど。

表紙もインパクトありますよね。
こうやって、目線を隠した表紙は今までにも何作か僕は思い当たるものがあるんですけど、こういう表紙って何か気になりませんか?

新刊でこの本を陳列する時に、あ、この本は目立たせて陳列したらお客様の興味をひくやろなって思いました。本の売れ行きって、表紙めちゃ大事なので(^^)

ゴリゴリの、ど真ん中のミステリーが好きな方からすると、もしかしたら物足りなく感じる方もおられるかもしれませんが、一読の価値は充分あると思います。もし、本屋さんへお出掛けの際はコチラの本、手にとってみてはいかがでしょうか(^^)

ではでは、書店員のたまーーーにご紹介するブックレビューでした(^^)