こんばんは^^


先週の土曜日、仕事終わりに嫁さんと母と3人で食事に行ってきました。


母って・・何か普段使ってないのでオカンにしますね^^

オカント会うのは・・1年ぶりくらいかな?お互いの誕生日に電話したり、メールしたりはするんやけど・・会おう会おうっていって・・いつも延び延びになってしまってたんやけど、行ってきました。

保母をしているオカンは・・年齢的に定年を迎えたんですけど、嘱託として短時間ですが今も現場に出て仕事をしています。クラスを受け持つことはもうないそうなんですが、キャリアを活かして若いスタッフと一緒に働いてるということで、元気そうで良かったです。

うちは父が・・もう他界してしまったんですが、これはね、自慢になってしまうので申し訳ないんだけど・・父も母も、そして兄も仕事に関してはまず休んだりしません。そして、ずっと・・ずっと働いていました。僕が物心ついた時には母は内職したり、そのあとも扶養範囲内で(もちろん、子供の僕には理解できてないけどねww)事務の仕事をしたり、いろんなことをして二人で僕と兄を育ててくれていました。


その後二人は離婚しちゃうんやけど・・オトンが僕たち子供を引き取って、仕事と家事を両立して頑張ってくれたし、母もたまに・・帰ってきては顔を見せてくれました。

今思えば、両親の大人の事情がいっぱいあったんやろうけど・・僕は小さい頃、ほとんど二人にどんなことがあったのか聞かされてなくって・・・このあいだの土曜日はオカンからいろんな話を聞かせてもらいました。

僕の頭の中に・・ピースが足りない、断片的な思い出がいっぱいあるんやけど・・オカンと話をしているうちにそのピースがあわさって、つながって・・・両親のことを少し理解できたような気がしました。


オカンは元々、幼稚園で勤務していたんやけど、その後結婚して退職・・そのあと離婚して39歳のころに・・縁あって保育園でアルバイトさせてもらえるようになったそうで。ただ、保育士の資格を持っていなかったので、アルバイトしながら独学で夜遅くまで勉強して40を過ぎてから保育士として勤務することができた話を聞かせてくれました。その頃のことは僕もなんとなく知っていたけど・・あらためてちゃんと話を聞かせてもらって、自分の親ながらすごいなって思ったな。

ただ、自分の中で・・ずっと頭にあるのは、我が子の育児を放棄した自分が保育士になって・・今こうして働けるのは、やっぱりお父さん(オトンですね)のおかげで、それは感謝してもたりないくらいやねん。って・・そんなことも言ってたな。

話せば長くなるんですが(笑)そうやって、オカンと今までのことを話したりできるようになったのは最近のことで・・っていうのも、僕はオトンが育ててくれたっていう思いがあったので、どうしてもね・・義理、じゃないんですけど・・オカンと会うことがなかなかできなかったわけなんですね。

僕にとってはオカンもオトンも親ですから、今こうしてオカンと会って、昔のこと、最近のことをご飯を食べながら・・嫁さんも一緒になって笑い合って話せたっていうのはすごく気持ちが良かったです。

オカンが「お父さんも今一緒になって聴いてるかもしれへんな?」って言ったとき、そうやったらいいなって僕も思いました。


自分ができる親孝行は・・こうやって一緒に顔をあわして、同じ時間を共有すること、そして家族仲良くしてる姿を見せて安心させてあげられること・・。まだまだいっぱいあるのかもしれへんけど、力をもらいました。まぁ・・いろいろあったけど、あのオトンと、オカンの子で良かったなと、あらためて感じた土曜の夜の出来事でした^^