【飲食店経営における失敗例】 | HIDEAWAYS

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飲食店経営ほどリスクが高い経営はないとも言われます。

飲食業界にしても開業したはいいが、1年経って閉店するのが全体の半分、

2年で閉店が残り3割と10年間継続できるのは全体の10%しかないというデータがあります。


予想以上に厳しい業界だと思います。

町中を走っていても、そういえば去年あった店舗がなかったり、シャッターが閉まっていたり、

貸物件になったりと時代の流れの速さに残酷さを感じます。

しかし、芸能人から定年退職した人まで生涯に1度でも自分の店を持ちたいという欲求は強いです。

ぜひチャレンジしてもらいたい気持ち半分、慎重に起業してもらいたい気持ちが半分あります。

そこで飲食店を経営するときの失敗例を挙げてみましょう。

 

まず絶対にやってはいけないのが調理人を雇って店のキッチンを任せるです。
飲食店で一番コストが高いのは人件費ですが、その中でも調理人を雇うことはかなりのハイリスクとなります。

よっぽどの資金に余裕があるなら話は別ですが、自分が料理を勉強してキッチンに立った経営の方が無難です。
ホールや接客などは人を雇って働かせればよいが、高い給料が発生する場所は自分が賄いましょう。

自分ができそうな料理業態を狙うのも手段の一つです。

 

2つ目は店舗のサイズです。

ある程度の資金があるからと店舗を大きく設定すると後で大変な目に合います。
最初はお客が多く訪れて店舗並の売上を普通に出せるかもしれませんが、調子が悪くなってきたときに負債が大きく膨らみやすいです。

店舗が大きければ管理や清掃部分にも影響がでたり、客席が多かったり広かったりしたら接客する人数もそれだけ増えます。
光熱費も馬鹿にならないです。

まずはスモールビジネスです。

回転率を上げ、小回りが利く小店舗からのスタートが望ましいです。

経営が軌道に乗ってこれば2号店などを作る時に店舗を大きくするのも考えられます。

 

3つ目は簡単に法人化にしないです。
よく法人化にするメリットを聞きますが物事にはメリットもあればデメリットもあります。

必ずしも法人化が良いとは限らないのです。

確かに法人化にすれば社会的な信用も大きく事業を拡げやすくなりますが税務や雇用の問題などが沢山出てきます。

個人事業でも法人でも要は実績次第です。

業種や方向性などを専門家に相談してからでも遅くないので自分の商売のスタンスや目的などをしっかり確認しましょう。