前々から考えに考えて
やっと完成しました。

ピアス「氷の涙」です。





この作品には、
小さなお話が背景にあります。
文才の欠片もないので笑
ん?ってなる部分もあるかもしれませんが
よろしければ
読んでみてください(;///;)


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「氷の涙」


生まれた時から、
私の運命は決まっていた。

”あなたは、冬と共に生きるのよ”
15歳の誕生日を家族で祝っていた時、
お母さんが言った。

私は望んでもいない宿命を背負って、これから生きていかなきゃいけない。
春も夏も秋も知らない。知ることも許されない。
知っているのは、冷たい冬だけ。


冷たい雪が吹雪く日、
私は家を出た。
家族にはもう、会えない。

私のまわりには雪が降り、
冷たい風が吹く。
「冬を知らせる者」
私はそう呼ばれた。
歩いて、歩いて、歩き続けて。
冬を連れて歩く毎日。



いつからだろう。
刺すように吹きつける風が、止むことを知らない雪が、
痛い程に冷たいと知っているのに、
何も感じなくなったのは。

悲しみも、喜びも、この寒さも、痛みさえも、私はきっと感じることを忘れてしまったんだ。

氷のようにひどく冷たい何かが心を蝕んで完全に凍らせてしまうまでに、
それ程時間はかからなかった。
涙は、もう流れない。
だって凍ってしまったから。


そんな私に、あなたはこう言ったね。



「君は泣いている、いつも」

『私が?そんなはずないじゃない。
私は何も感じない。
だから涙なんて流さない』

「泣いているんだ、気付かないだけで。
自分の涙に気付けないのは、
つらいことだよ」


あなたは、私を優しく抱きしめた。


「僕が必ず、君の心を溶かすから」



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いかがでしたでしょうか...(震)
私自身こういうお話を書くのも初めてで、
うまく言いたいことが伝わったかどうか分からないのですが...

設定に無理があるのはどうかスルーしてやってください(土下座)

とても簡単に言ってしまうと、
心を閉ざした少女が
あたたかい心を持った青年に出会って、
凍ってしまった心を彼が溶かしていく、
そんなお話です。


画像を見ていただくと、雫から少し水が垂れているようになっているのが分かりますか?



彼のあたたかさに触れて、
少しだけ溶けはじめた心を表現してみました。

宿命から逃れることは出来ないけれど、
彼と二人で、幸せになれたら...
素敵な二人の未来は、
読んでくださった方のご想像にお任せします...。