ヒデとマサイマーケットのブログ-moblog_566936

こんにちは。
『神の子、きっと…』こと『岡田"KID"巧』です☆
はい、清さと美しさの象徴、コウです。
え?まぁ…はい『ハート専門のルパン三世』とも昔はよく言われてましたよ、ハハハ。
やめてくださいよ、本当昔の話なんで。
たしかに三億人のハートを奪った史上最大のあの事件『三億人事件』はやりすぎちゃいましたけど、もう時効なので許して下さい(>_<)
え?まだ三億人のハートは奪われたまま返されていないから時効じゃない、って?
ま、たしかに恋はラビリンス(迷宮)…。事件も迷宮入りなんて、まったく皮肉なもんだね、フフッ…。
いや、一つ弁解させておくれ。
俺は奪ったつもりはこれっぽっちもないんだ。
俺は何もしちゃあいないんだ。
ただ、そこにあるだけで磁石に集まって離れない砂鉄のように、女性達のハートが自然と集まってしまっただけなんだ。
俺の磁力が無くなるなら彼女達のハートも自由になれるのだろうけど、あいにく、その方法がさっぱりわからないのさ、俺自身もね。
磁力を無くすいい方法があるなら逆に教えて欲しいよ、セニョリータ…。Oh…yesセニョリータ…。
これだから俺は、ただそこにいるだけでハートの強奪常習犯の重罪人さ…。
神よ…この罪深き俺をお許し下さい…。


さて、前置きはこれ位にして、ここから本題に入りますが、こんな美しい男、岡田"KID"コウは、なぜか昔から格闘技が大好きなんです。
テレビで見るのも好きですが、何より実際に闘うのが大好きでたまりません!
mixiを始めたきっかけも『闘う相手を集めたいから』というものでした。

これから一瞬も気が抜けない闘いが始まるという高揚感。
あの血が騒ぐ緊張感。
痛みすら薄れる興奮。
いい攻撃を思いっきり叩きこめた時の快感。
全力を出し切る事の爽快感。
そして、闘いが終わった時の相手への友情!

もうこれ以上ない俺の喜びです!
イッツマイベストプレジャーです!
しかし相手が自分より弱いと多少手加減しないといけないので、イマイチ興奮と緊張感に欠けます。むしろ、逆に相手を痛めつけてるいじめのような罪悪感すら感じてきます。
だから、闘う相手は自分と同等、もしくは自分以上がベストです。
かつ、自分より年上だと、年功序列を重んじる俺は気持ち的に本気で殴るのが気が引けてしまうので、同い年か年下がベストです。
つまり、マサイマーケットで言うと石島裕太です!
石島裕太。同じ28歳。ボクシング歴5年。柴犬顔。
これほど吠える、いや、燃える相手はいません!
彼なら思う存分本気で戦えます!
しかし、裕太は俺とのファイト幾度となくを拒み続けてきました。
『汗かきたくないから』
『シャワーないから』
『着替えとか何も準備してないから』
顔(柴犬顔)に似合わず潔癖な柴け…男です。
再三再四にわたり交渉し続けても彼は決して首を縦に振りませんでした。
しかし先日、ついに実現したのです!

彼はここ最近密かに大学のジムに行き、対岡田戦に備え現役時代の感覚を取り戻すべく日々トレーニングしていたのでした!
最近よく店に持ってきていた薄汚れたデカいスポーツバッグは、仕事の後ジムに行って練習するためのボクシングセットだったのです!

石島裕太マサイマーケット引退杯タイトルマッチ!
顔面無しパンチキック打撃全部有りの3分3ラウンド!
『参った』と言うか膝をつくかしたら負け!

『岡田"KID"コウvs柴"ユウタ"犬』!

正直、ボクシング経験があり、しかもリーチが圧倒的に長い柴"ユウタ"犬にパンチでの攻防では分が悪い。こっちは蹴りの多用、かつボクサーが不慣れな足元への蹴りを有効に使いボクシングとしてのペースを乱そう!
俺はそんな作戦をたて試合に挑みました。

ついにゴングが鳴りました。
閉店後のマサイマーケットの前で、スタッフ小池さんの試合開始の声でその火蓋は切って落とされました!

試合は予想通りパンチ対キックの応酬!
俺が蹴れば裕太が殴る。お互いに間合いと、間合いに踏みこんだ後のコンビネーションに繋げるベストなタイミングを測りながらの、張りつめた静と動の攻防!
一瞬で、張りつめられた『静』の均衡が破られ、突如激しい打ち合いになる『動』のぶつかり合い!
気持ちと気持ち、拳と拳のぶつかり合い!
お互い譲る気など更々ない者同士。
『参った』など口にするはずがない!
俺も、骨が折れようと『参った』など言うつもりなど初めからなかった。たぶん裕太もそうであろう。
つまり、膝をつかすしか勝利はない!

3分3ラウンド。

あっという間に試合終了のゴングが鳴った。

当然『参った』をお互い口にする事は無く、二人は立っていた。

『決着つかず』

悔しいがそれが今の実力。
裕太もそう思っただろう。

しかし、俺の胸には春風のような爽やかな風が吹いていた。
全力を出し切った事への満足感。
その後の居酒屋での、先程の試合内容や闘いについてを語りながら飲んだ酒は本当に美味かった。

恐怖や痛みを忘れる程全力を出し切り、それを本気で相手にぶつけ、本気で受け、それでいて相手を讃えれる程の、満足感とも爽快感とも表現しきれないこの気持ちを感じれる事は、普段の生活の中で存在するであろうか。
これは『闘う』事でしか感じれないものだと思う。


『闘う』事は、憎しみや利害を含む『戦う』事とは全く逆なのだ。

お互いを認め、お互いをさらけ出し、自分もそれに対し本音と本気でぶつかり合う。だから、相手を知り相手を讃え尊敬できる。

だから『闘う』事はこんなに楽しくて嬉しいのだ。

今も世界各地で頻発している『争い』や『戦争』。
それはまさに『戦い』だ。
相手を分かり合い讃え合える『闘い』とは全く違う。

いつから人は、体裁や表向きの顔ばかりを気にして本音を隠し、それを不満や憎しみに変え、上辺だけの付き合いを当たり前のようにこなす日々をおくるようになったんだろう。
その小さな不満や憎しみの炎が、いつしか自分では消火できない程に大きく燃え上がり、果ては殺人や人をひどく傷付ける事に及んでいるのではないだろうか。

今人は『闘い』の精神は失われ、『戦い』に支配されていないだろうか。
複雑に入り組んだ現代社会においては、建前や顔色をうかがう事や本音を押し殺す事も必要だろう。

しかし最終的に、人は『心で動く生き物』。

本音を出し合い、それを本気で受け止め、ぶつかり合いながらもお互いを認め合うという『闘い』の精神がもっと必要なのではないだろうか。

正直、これは戦争や世界平和の規模で考えて言っているわけではない。
そこまで行くと、そんな事だけで推し量れない事情や背景があるだろうし、僕一個人の見識で気軽に答えていい事ではない気もする。
ただ、もっと身近な、日々の生活の中での範囲で、僕がそう感じたというだけなのだ。
綺麗事や偽善的にも見られるかもしれないが、僕はそう思う。

しかしそういう僕も決して日々をうまく過ごしているとは到底思えない。
『闘い』は必ずしも相手がいるとは限らない。
『闘い』は自分の中でも日々行われているものなんだろう。
自分自身と本音でぶつかり、自分自身を本気で受け止め、自分自身を理解し成長する。
自分との『闘い』が今の僕にはもっと必要なのだと思う。

頑張らなくては!


って、またもやなんか抽象的な話になってしまい、笑いを忘れた独りよがりなブログになってしまった事に自責の念でいっぱいです…。

いやー本当語り出すとかなりウザイ、俺の嫌な部分丸出しじゃないですか…このブログ。
そーゆーのは家でノートに書いて下さいって感じです。
バカ!俺のバカ!
面倒くさい俺のバカ!
語るとウザイ俺のバカ!
でも彼女ができると本当に大事にするいい奴な俺のバカ!
とか言ってさりげなくアピールする俺のバカ!
本当に大バカ者です、俺。
自分自身との『闘い』がまだまだ足りないようです。


さて、今度こそ裕太を悶絶KOできるように特訓しとこっかな。
って思いつつ、自分に甘い俺は特訓とかしないで終わるのです、いつも(笑)
あー、自分に厳しくなりたい!
あー、太ると知りながら仕事帰りに一人でサイゼリヤに行き「今日はいろいろ辛い事あったから自分へのご褒美」と思って、ペペロンチーノ二杯とピザを食べてしまった自分に厳しくなりたい!
あー、食い過ぎてたった今後悔したそばからコンビニでお菓子買い食いしながらアパートまで帰ってる自分に厳しくなりたい!
あー、彼女できない理由を「今は仕事が大事だから」って負け犬的言い訳で目を背けてる自分に厳しくなりたい!
あー、今年もバレンタインを恨んでる小さい自分に厳しくなりたい!
あー、一番奥の奥歯が抜けたのに、その治療には保険適用されないので20万円かかるから、病院には行けない自分には同情するけど、そんな保険の制度を決めた日本に厳しくなりたい。と責任転嫁してる自分に厳しくなりたい!
あー、中川財務大臣のへろへろ酩酊記者会見問題に『辞任しろ!』なんて言いながら、昼からダラダラとワイドショーに釘付けな自分に厳しくなりたい!
あー、お笑いとかお笑い芸人とか、そんなくだらない物見てるんじゃない!って言ってる戦後間もないお父さんみたいな考え方の、現代についていけてない自分に厳しくなりたい!
あー、でも彼女できたら絶対大事にするいい奴なんです、ってまたさりげなくアピールする自分に厳しくなりたい!
あー、ブログの文章が長すぎる自分に厳しくなりたい!

さぁ!明日からは自分に厳しい自分になるぞ!
って思い『明日から』を毎日繰り返す自分に厳しくなりたい…。


てか、本当にいつも長い文章にお付き合いいただいてありがとうございます(笑)
はい、もう本当終わります(笑)
はい、ではでは、みなさんはあまり自分に厳しくなりすぎず楽しい人生を送ってくださいねー!
おやすみなさーい!