皆さん、2020年あけましておめでとうございます。

まずは恒例の新年ご挨拶動画をごらんください(笑)。

 

 

毎年、お正月休みになると年賀動画を1日近くかけて編集・製作しているここ数年。

進歩がないというか、なんというか(汗)。

 

2020年もまた始まってしまいましたね。

今年はRamblasとしても、勝負の1年になるはずです。

 

スーパーフォーミュラでは、参戦5年目となる関口雄飛。

彼はデビュー以来、毎年必ず優勝は飾ってきています。

しかし、不運が続き、いまだチャンピオン獲得はなっていません。

圧倒的な速さは誰もが認めてくれますが、不調なときでも最悪ポイントを獲得するような粘り強さが求められるシーズンだと思います。

スーパーGTでも、名門トムスに移籍して3年目。そろそろシリーズチャンピオン狙いです。

今年はチームメイトに勢いある若手外人ドライバーが投入されるとの噂(笑)ですので、もしそうなった場合、36号車の名実共にエースとしてチーム全体を引っ張っていく重責もありますね。

 

 

昨年、怒涛のような勝利を重ね、日本人では小林可夢偉選手以来の欧州フォーミュラチャンピオンに輝いた佐藤万璃音。ユーロフォーミュラ・オープンというカテゴリーで圧倒的な速さと強さを見せた彼には、多くの海外チームが注目しています。

もちろんF1を目指している以上、今年もまた1段、ステップアップを果たし、夢への道へとさらに一歩近づいていくことが大切です。

 

昨年、我々マネジメントチームは、彼の2020年を見据え、シーズン半ばにFIA-F2へスポット参戦をさせました。F2というカテゴリーを体験しておくことで、自らの体力的な部分の確認と、レースに必要なスキルをチェックするためです。

しかし、そこでわかったことはピレリタイヤの特異性でした。レースを真剣に戦い、速さで勝負してきたドライバーにとって、我慢と慎重さを強いられるタイヤマネジメントが求められるカテゴリーは苦痛でしかありません。どこまで全開で走ったらタイヤが終わるのかをチェックさせてみたところ、わずか7周で終わってしまうタイヤだったのです(内緒)。

F1へと続く道として、純粋なレーシングドライバー育成という意味では本当に必要なカテゴリーなのかどうか疑問ではありますが、スーパーライセンス・ポイント獲得という意味では、どうしても避けて通れないカテゴリーに位置づけられているのが、FIA-F2というカテゴリーでしょう。

 

まだ佐藤万璃音の来年の体制発表はされていませんが、F1を目指しているとだけは断言させていただきますので、乞うご期待ということで(笑)。

 

 

アジアン・ルマンの全勝優勝チャンピオンを獲得したことで、昨年はル・マン24時間耐久レースへの参戦を果たし、見事クラス5位入賞を果たしたケイ・コッツォリーノ。彼は今年、世界耐久選手権へのチャレンジを開始しました。

先日、富士スピードウェイで開催されたWEC富士6時間では、名門フェラーリの元F1ドライバー、ジャンカルロ・フィジケラに対して、同じマシンで一歩も引かない強烈なバトルを展開し、最後は競り勝って場内を沸かせました。今、最も勢いづいたノリノリのドライバーだと思います。

 

 

そして若手育成プロジェクトでは、一昨年のアジアFIA-F4で活躍し、昨年は日本のFIA-F4にスポット参戦した小見門僚 (こみかど りょう)をマネジメントしています。彼に必要なスキルはまだまだ多いですが、着実に上を目指して日々のトレーニングを続けています。

 

 

さて昨年のサーキットのパドックで、よく町田がB-Max Racing with motoparkのピットに顔を出していた姿を見られていたと思います.。実はRamblasは昨年から、B-Max Racingとエージェント契約を交わしていたのです。

仕事内容は秘密ですが、海外からのドライバーが全日本F3やスーパーフォーミュラを目指している現状に対し、多少は貢献できているのかなと自負しております。

ルーキーのハリソン・ニューウェイとルーカス・アウアーがそれぞれ過去におけるチーム最上位となる3位表彰台を獲得し、SFプロジェクト初年度としては、満足できる成績を残せたと思っています。

 

そのプロジェクトの一環として全日本F3選手権に3人の外人ドライバーを送り込み、見事サッシャ・フェネストラズが2019年全日本F3選手権のシリーズチャンピオンに輝いてくれました。

この写真は珍しい2ショット。ユーロフォーミュラ・オープン王者の日本人、佐藤万璃音と全日本F3チャンピオン、サッシャ・フェネストラズです。いつの日か、ふたりがF1世界選手権で戦う日がくることでしょう。

 

それ以外にも、スーパー耐久選手権をサポートしたり、いろいろな活動をした2019年でしたが、終わってしまえばあとの祭り(笑)。もはや記録や記憶でしかありません。

 

今はまた、2020年に向けて様々なプロジェクトを計画している今日、この頃です(笑)。

いろいろなカテゴリーに関してもうすぐ正式発表いたしますので、しばしお待ちください!!